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安楽病棟

帚木蓬生/著

924円(税込)

発売日:2001/09/28

  • 文庫
  • 電子書籍あり

手厚い看護にもかかわらずなぜ老人たちは急死したのか。痴呆と介護の問題に挑んだ衝撃のミステリー!

深夜、引き出しに排尿する男性、お地蔵さんの帽子と前垂れを縫い続ける女性、気をつけの姿勢で寝る元近衛兵の男性、異食症で五百円硬貨がお腹に入ったままの女性、自分を23歳の独身だと思い込む女性……様々な症状の老人が暮らす痴呆病棟で起きた、相次ぐ患者の急死。理想の介護を実践する新任看護婦が気づいた衝撃の実験とは? 終末期医療の現状と問題点を鮮やかに描くミステリー!

書誌情報

読み仮名 アンラクビョウトウ
シリーズ名 新潮文庫
発行形態 文庫、電子書籍
判型 新潮文庫
頁数 656ページ
ISBN 978-4-10-128813-0
C-CODE 0193
整理番号 は-7-13
ジャンル 文芸作品、ミステリー・サスペンス・ハードボイルド
定価 924円
電子書籍 価格 1,023円
電子書籍 配信開始日 2014/11/14

著者プロフィール

帚木蓬生

ハハキギ・ホウセイ

1947(昭和22)年福岡県生れ。精神科医・作家。東京大学仏文科卒業後、九州大学医学部に学ぶ。『三たびの海峡』で吉川英治文学新人賞を受賞、『閉鎖病棟』で山本周五郎賞を受賞するなど活躍する傍ら、医師として三十五年以上、ギャンブル症の治療に取組んできた。

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