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名作はなぜ不朽なのか。漱石、芥川、賢治。近代文学の名作24篇の本質を鮮やかに射抜く、吉本文学論の精髄!

日本近代文学の名作

吉本隆明/著

497円(税込)

本の仕様

発売日:2008/07/01

読み仮名 ニホンキンダイブンガクノメイサク
シリーズ名 新潮文庫
発行形態 文庫
判型 新潮文庫
ISBN 978-4-10-128923-6
C-CODE 0190
整理番号 よ-20-3
ジャンル ノンフィクション
定価 497円

漱石は『こころ』のなかに江戸と西欧、二つに分裂した倫理観の危機を刻み、川端は『雪国』で、混じり合う男女の性を「浸透力」と捉えた――。明治から昭和までの代表的文学者24人の作品から、「名作」に値する特異な要件を抽出し、近代精神が孕む諸問題を解き明かした傑作論考。独自の着眼と作品への懐深い洞察で、文学の本質を鮮やかに射抜く、吉本文学論の精髄である。

著者プロフィール

吉本隆明 ヨシモト・タカアキ

1924(大正13)年、東京・月島生れ。2003(平成15)年、『夏目漱石を読む』で小林秀雄賞受賞。文学、社会、政治からテレビ、料理、ネコの世話まであらゆる事象を扱う「思想界の巨人」。主な著書に『吉本隆明全詩集』『共同幻想論』『ハイ・イメージ論』『なぜ、猫とつきあうのか』『日本人は思想したか』『親鸞』『超「戦争論」』『超恋愛論』『日本語のゆくえ』など。

目次

はじめに
夏目漱石 『こころ』
高村光太郎 『道程』
森鴎外 『高瀬舟』
芥川龍之介 『玄鶴山房』
宮沢賢治 『銀河鉄道の夜』
江戸川乱歩 『陰獣』
横光利一 『機械』
川端康成 『雪国』
保田與重郎 『日本の橋』
吉川英治 『宮本武蔵』
中野重治 『歌のわかれ』
谷崎潤一郎 『細雪』
小林秀雄 『無常といふ事』
坂口安吾 『白痴』
太宰治 『斜陽』
柳田國男 『海上の道』
折口信夫 『日琉語族論』
中原中也 『在りし日の歌』
萩原朔太郎 『月に吠える』
岡本かの子 『花は勁し』
志賀直哉 『暗夜行路』
田山花袋 『田舎教師』
島崎藤村 『春』
二葉亭四迷 『平凡』
構成者後記

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