
四畳半王国見聞録
693円(税込)
発売日:2013/06/26
- 文庫
- 電子書籍あり
ついに証明した! 俺にはやはり恋人がいた! 京都に弾ける7つの妄想。『太陽の塔』の森見登美彦が帰ってきた。
「ついに証明した! 俺にはやはり恋人がいた!」。二年間の悪戦苦闘の末、数学氏はそう叫んだ。果たして、運命の女性の実在を数式で導き出せるのか(「大日本凡人會」)。水玉ブリーフの男、モザイク先輩、凹(へこみ)氏、マンドリン辻説法、見渡すかぎり阿呆ばっかり。そして、クリスマスイブ、鴨川で奇跡が起きる──。森見登美彦の真骨頂、京都を舞台に描く、笑いと妄想の連作短編集。
目次
四畳半王国建国史
蝸牛(かぎゅう)の角
真夏のブリーフ
大日本凡人會(ぼんじんかい)
四畳半統括委員会
グッド・バイ
四畳半王国開国史
蝸牛(かぎゅう)の角
真夏のブリーフ
大日本凡人會(ぼんじんかい)
四畳半統括委員会
グッド・バイ
四畳半王国開国史
書誌情報
読み仮名 | ヨジョウハンオウコクケンブンロク |
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シリーズ名 | 新潮文庫 |
発行形態 | 文庫、電子書籍 |
判型 | 新潮文庫 |
頁数 | 288ページ |
ISBN | 978-4-10-129053-9 |
C-CODE | 0193 |
整理番号 | も-29-3 |
ジャンル | 文芸作品 |
定価 | 693円 |
電子書籍 価格 | 572円 |
電子書籍 配信開始日 | 2016/04/01 |
著者プロフィール
森見登美彦
モリミ・トミヒコ
1979(昭和54)年、奈良県生れ。京都大学農学部大学院修士課程修了。2003(平成15)年、『太陽の塔』で日本ファンタジーノベル大賞を受賞し、作家デビュー。2007年、『夜は短し歩けよ乙女』で山本周五郎賞を受賞。2010年『ペンギン・ハイウェイ』で日本SF大賞を受賞する。ほかの著書に『四畳半神話大系』『きつねのはなし』『新釈 走れメロス 他四篇』『有頂天家族』『美女と竹林』『恋文の技術』『宵山万華鏡』『四畳半王国見聞録』『聖なる怠け者の冒険』『有頂天家族 二代目の帰朝』『夜行』『太陽と乙女』『熱帯』がある。
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