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なんとなくな日々

川上弘美/著

506円(税込)

発売日:2009/03/01

書誌情報

読み仮名 ナントナクナヒビ
シリーズ名 新潮文庫
発行形態 文庫、電子書籍
判型 新潮文庫
ISBN 978-4-10-129238-0
C-CODE 0195
整理番号 か-35-8
ジャンル エッセー・随筆、文学賞受賞作家
定価 506円
電子書籍 価格 440円
電子書籍 配信開始日 2020/10/23

きゅうううう。春の夜更け、冷蔵庫は鳴く。さもかなしそうに。じんわり広がるおかしみと、豊かな味わい。気持ちほとびる傑作エッセイ集。

春の宵には、誰もいない台所で冷蔵庫の小さな鳴き声に耳を澄まし、あたたかな冬の日には、暮れに買い置いた蜜柑の「ゆるみ」に気づく。読書、おしゃべり、たまの遠出。日々流れゆく出来事の断片に、思わぬふくよかさを探りあてるやわらかいことばの連なりに、読む歓びが満ちあふれます。ゆるやかにめぐる四季のなか、じんわりしみるおかしみとゆたかに広がる思いを綴る傑作エッセイ集。

目次
台所の闇
台所の闇
シベールの日曜日
青山のえんど豆
まざるまざらない
町でいちばんの
なんとなくな日々
平成の蜜柑
平成の蜜柑
春が来る
春の憂鬱
新緑の夢
蝋燭の光
ゆすらうめ
君等の乳房
夏の日記
長良川
小遣い帖
冬の花束
くすん
春の風邪
すっぽん
大通り
月食の夜
固執する人
関ケ原
玉骨
カツサンド
あとがき
文庫版あとがき
解説 串間努

著者プロフィール

川上弘美

カワカミ・ヒロミ

1958(昭和33)年、東京都生れ。1994(平成6)年「神様」で第一回パスカル短篇文学新人賞を受賞。1996年「蛇を踏む」で芥川賞、1999年『神様』でドゥマゴ文学賞、紫式部文学賞、2000年『溺レる』で伊藤整文学賞、女流文学賞、2001年『センセイの鞄』で谷崎潤一郎賞、2007年『真鶴』で芸術選奨文部科学大臣賞、2015年『水声』で読売文学賞、2016年『大きな鳥にさらわれないよう』で泉鏡花文学賞を受賞。その他の作品に『椰子・椰子』『おめでとう』『龍宮』『光ってみえるもの、あれは』『ニシノユキヒコの恋と冒険』『古道具 中野商店』『夜の公園』『ざらざら』『ハヅキさんのこと』『どこから行っても遠い町』『パスタマシーンの幽霊』『機嫌のいい犬』『なめらかで熱くて甘苦しくて』などがある。

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