
子子家庭は大当り!
605円(税込)
発売日:1998/04/24
- 文庫
父は贈賄容疑で逃亡中、母は男と駆け落ち、残されたのは小学生の姉弟だけ。そんな「子子家庭」の運命は?
両親が同時に家出をして「子子家庭」になってしまった坂部家の大黒柱は、小学六年生にして主婦役をつとめる律子。最大の問題は、とにかくお金がない! 年齢を偽って結婚式場で聖歌隊のアルバイトをしたり、何とか弟・和哉との生活を支える律子だったが、次から次へと騒動に巻き込まれてしまい……。二人の生活は、そして坂部家の運命はいかに? 大好評のライト・コメディ第2弾!
書誌情報
読み仮名 | シシカテイハオオアタリ |
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シリーズ名 | 新潮文庫 |
発行形態 | 文庫 |
判型 | 新潮文庫 |
頁数 | 304ページ |
ISBN | 978-4-10-132732-7 |
C-CODE | 0193 |
整理番号 | あ-13-31 |
ジャンル | 文芸作品 |
定価 | 605円 |
著者プロフィール
赤川次郎
アカガワ・ジロウ
1948年生れ。桐朋高校卒業後、日本機械学会在職中にテレビドラマ「非情のライセンス」シナリオ公募に入選。1976年「幽霊列車」でオール讀物推理小説新人賞を受賞し、小説家デビュー。1978年『三毛猫ホームズの推理』が大ヒットし、一曜ベストセラー作家となる。1980年『悪妻に捧げるレクイエム』で角川小説賞、2005年日本ミステリー文学大賞、2016年『東京零年』で吉川英治文学賞をそれぞれ受賞。「三毛猫ホームズ」「三姉妹探偵団」「幽霊」「杉原爽香」「吸血鬼」「子子家庭」「鼠」「怪異名所巡り」などのシリーズものや『イマジネーション 今、もっとも必要なもの』『赤川次郎の文楽入門 人形は口ほどにものを言い』といったエッセイも手がけ、著書は2024年初頭現在、650冊を超える。映像化・舞台化作品も数多く、『セーラー服と機関銃』『探偵物語』『晴れ、ときどき殺人』『ふたり』『死者の学園祭』『鼠、江戸を疾る』『夢から醒めた夢』などがある。
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