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7番街の殺人

赤川次郎/著

781円(税込)

発売日:2020/01/29

  • 文庫
  • 電子書籍あり

恋も家族も失って、残されたのは事件だけ⁉ 一気読み必至の青春ミステリー。

駆け出しの舞台役者・三枝彩乃は公演の稽古に励む毎日だったが、ある晩、母が急病で倒れてしまう。手術は成功したものの、今度は父が不倫相手と出奔。入院費と生活費を稼ぐべく女優・中原真知子の付人として働き始めた彩乃は連続ドラマの撮影に同行する。予定のロケ地が工事で使えず、新たに撮影場所に決まったのは、21年前に祖母が殺害された団地だった――。一気読み必至の青春ミステリー!

目次
プロローグ
1 不在
2 急患
3 入院
4 父の影
5 明日の闇
6 細い糸
7 仕事
8 過去
9 幕が下りて
10 ロケ
11 明暗
12 徹夜
13 見えない影
14 呼出し
15 空白の時間
16 転落
17 孤独
18 疑い
19 過去を訪ねる
20 再び団地
21 母の旅
22 埋れた時
23 隠された時
24 訪問
エピローグ
解説 大矢博子

書誌情報

読み仮名 ナナバンガイノサツジン
シリーズ名 新潮文庫
装幀 杉田比呂美/カバー装画、新潮社装幀室/デザイン
雑誌から生まれた本 小説新潮から生まれた本
発行形態 文庫、電子書籍
判型 新潮文庫
頁数 432ページ
ISBN 978-4-10-132748-8
C-CODE 0193
整理番号 あ-13-46
ジャンル 文学・評論
定価 781円
電子書籍 価格 781円
電子書籍 配信開始日 2020/06/05

著者プロフィール

赤川次郎

アカガワ・ジロウ

1948年生れ。桐朋高校卒業後、日本機械学会在職中にテレビドラマ「非情のライセンス」シナリオ公募に入選。1976年「幽霊列車」でオール讀物推理小説新人賞を受賞し、小説家デビュー。1978年『三毛猫ホームズの推理』が大ヒットし、一曜ベストセラー作家となる。1980年『悪妻に捧げるレクイエム』で角川小説賞、2005年日本ミステリー文学大賞、2016年『東京零年』で吉川英治文学賞をそれぞれ受賞。「三毛猫ホームズ」「三姉妹探偵団」「幽霊」「杉原爽香」「吸血鬼」「子子家庭」「鼠」「怪異名所巡り」などのシリーズものや『イマジネーション 今、もっとも必要なもの』『赤川次郎の文楽入門 人形は口ほどにものを言い』といったエッセイも手がけ、著書は2024年初頭現在、650冊を超える。映像化・舞台化作品も数多く、『セーラー服と機関銃』『探偵物語』『晴れ、ときどき殺人』『ふたり』『死者の学園祭』『鼠、江戸を疾る』『夢から醒めた夢』などがある。

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