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美の世界旅行

岡本太郎/著

649円(税込)

発売日:2016/07/28

  • 文庫
  • 電子書籍あり

旅も爆発だ!! 各国の美術に独自の感性で触れる。没後20年、幻の単行本を文庫化。

70年代、稀代の芸術家は世界を旅した。恐れと憧れを抱き続けたインド、熱く壮大なスペイン、全身が震えるほど愛するメキシコ、人生観が変わった韓国……。各国の美術と建築を独自の視点で語り尽くし、現地の人の暮らしに生身で入り込んでゆく。美の世界旅行、それは、太郎にしかできない太郎全開の旅――。長年の時を経ても驚くほど新しく瑞々しい、世界旅行の全記録を初めて文庫化!

目次
第一章 匂いと彩りのインド
なまの眼で見たインド
エローラにて
インド美術の魅力
ネパール・生活のなかの五重塔
第二章 遥かなりユーラシア草原
騎馬民族の呪力
第三章 いのち輝くスペイン
この不思議な国
ガウディとの対話
第四章 中南米に見る生命の深淵
「現代」の対極
メキシコ賛歌
溢れる人間味
テキーラとレモン
燃える中南米の美
シケイロスのメキシコ芸術
インカの末裔
第五章 韓国発見
生命の流動感
民衆文化のあつみ
韓国再訪
風の柱―チャンスン紀行―
終章 宇宙を翔ぶ「眼」
時空を超える感動
解説 ヤマザキマリ

書誌情報

読み仮名 ビノセカイリョコウ
シリーズ名 新潮文庫
発行形態 文庫、電子書籍
判型 新潮文庫
頁数 288ページ
ISBN 978-4-10-134623-6
C-CODE 0170
整理番号 お-51-3
ジャンル ノンフィクション
定価 649円
電子書籍 価格 572円
電子書籍 配信開始日 2017/01/27

著者プロフィール

岡本太郎

オカモト・タロウ

(1911-1996)1911(明治44)年、東京生れ。岡本一平とかの子の長男。東京美術学校に入学、父母の渡欧に同行し、1930(昭和5)年からパリに住む。数々の芸術運動に参加しつつ、パリ大で哲学・社会学・民族学を専攻、バタイユらと親交を深める。帰国し兵役・復員後、創作活動を再開、現代芸術の旗手として次々と話題作を発表した。1970年の大阪万博テーマ館もプロデュース。一方、旺盛な文筆活動も続けた。

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