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おくることば

重松清/著

737円(税込)

発売日:2023/06/26

  • 文庫

大学のゼミで、小学校の体育館裏で――。大切な思いを込めた小説&メッセージ。心にしみる令和の名著誕生!

小学六年生のユウたちは、先生から厳守するよう言われたルールを体育館裏でこっそり破る――。中学校入学式までの忘れられない日日を描いた書下ろし作品「反抗期」ほか、宇宙人への自己紹介について頭を悩ませる「星野先生の宿題」 などの小説、早稲田大学のゼミでの思いをつづった「夜明けまえに目がさめて」など、「作家」であり「せんせい」である重松清から、今を生きる君たちにおくる6篇。

目次
2020年のせいくらべ
夜明けまえに目がさめて
おくることば
反抗期
ステラ2021
星野先生の宿題

書誌情報

読み仮名 オクルコトバ
シリーズ名 新潮文庫
装幀 木内達朗/カバー装画、新潮社装幀室/デザイン
発行形態 文庫
判型 新潮文庫
頁数 336ページ
ISBN 978-4-10-134942-8
C-CODE 0193
整理番号 し-43-32
ジャンル 読み物
定価 737円

著者プロフィール

重松清

シゲマツ・キヨシ

1963(昭和38)年、岡山県生れ。出版社勤務を経て執筆活動に入る。1991(平成3)年『ビフォア・ラン』でデビュー。1999年『ナイフ』で坪田譲治文学賞、同年『エイジ』で山本周五郎賞を受賞。2001年『ビタミンF』で直木賞、2010年『十字架』で吉川英治文学賞、2014年『ゼツメツ少年』で毎日出版文化賞を受賞。現代の家族を描くことを大きなテーマとし、話題作を次々に発表している。著書は他に、『流星ワゴン』『疾走』『その日のまえに』『きみの友だち』『カシオペアの丘で』『青い鳥』『くちぶえ番長』『せんせい。』『とんび』『ステップ』『かあちゃん』『ポニーテール』『また次の春へ』『赤ヘル1975』『一人っ子同盟』『どんまい』『木曜日の子ども』『ひこばえ』『ハレルヤ!』『おくることば』など多数。

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