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変なおじさん【完全版】

志村けん/著

737円(税込)

発売日:2002/09/30

  • 文庫
  • 電子書籍あり

アイーン。僕のこと、全部。

女の子が大好きで、正体がバレるとヘンテコな踊りをするコントの役柄、それがご存じ「変なおじさん」。でも、僕は、この自分の分身が大好き。なぜなら僕も、ずっとお笑いにこだわってきた変なおじさんだから。子供の頃、コメディアンになろうと思い、ドリフの付き人から「全員集合」「加トケン」「だいじょうぶだぁ」「バカ殿様」とお笑い一直線。そんな僕の人生をちょっとだけふり返ってみたヨ。

目次
そうです、私が変なおじさんです
ドリフのメンバーになるまで
おもしろファミリーなんかじゃなかった
ウンコもらしの小学1年生
クレヨンを食う女
お笑い人生の始まりは酔っぱらいのコントから
オヤジへの反発からお笑いをめざした
つらいバイトで知った自分の性格
他人と同じじゃ満足できなかった高校時代
初めての女
ジェリー・ルイスの映画が人生を変えた
付き人は食わなきゃやってられない
付き人がつらくて逃げたんじゃない
最初の同棲相手は16歳
マックボンボンの時代
『全員集合』時代
ドリフのコントは危険がいっぱい
東村山音頭に2丁目がないのはなぜ?
お客さんあってのひげダンス
カラスの唄に続いて、ゾウさんの唄も歌ったけど……
コントに向いてる女の子の選び方
僕が入ってからドリフのコントで変わったこと
やっぱり屁の音は本物に限る
ドリフの笑いはチームワークから生まれた
番組が終わる時はいつもあっけない
昔の『ドリフ大爆笑』はあまり見てほしくない
またドリフのコントを見たいと言われても……
『加トケン』『だいじょうぶだぁ』の新境地
『加トケン』が始まる時は力が入った
加藤茶はすごい
『だいじょうぶだぁ』はコントの洪水
共演者と飲む酒の効用
芝居はらしく見えることが大事
変なおじさんは僕の願望
僕が愛したひとみばあさん
デジ男とイエイエおじさん
酔っぱらいの役づくりが一番おもしろい
突拍子もない発想はできない
映画からいっぱいヒントをもらった
6年ぶりに復活したひとみさん
『バカ殿様』
バカ殿がビデオになった
スキあらば笑いを
東八郎さんの言葉が忘れられない
オレがかわいいわけねぇだろ!
バカ殿、真夏のグアムを行く
お笑いについて
コントは1人だけじゃできない
好きな人と一緒なら仕事場は楽しい
音楽をプラスすると笑いが強くなる
まずゲストありきでコントをつくる
なんでもタレント任せで放送作家といえるのか
アイ〜ンはギャグじゃないぞ
『Shimura“X”天国』でやりたかったこと
僕の笑いは言葉じゃない
若きお笑い芸人たちへ
これからお笑いをめざす人たちに
大きな劇場で舞台をやりたい
ONE FOR ALL
『集まれ!ナンデモ笑学校』が終わって
笑いに「新しい」も「古い」もない
コントで裸になるのには理由があるんだ
お笑いをやるのに絶対特な顔
コント番組はネタをどうつなぐかが一番大事
飯を食いながらセリフを言えたら一人前
一瞬の間からクスクス笑いが生まれる
舞台の笑いとスタジオの笑いはずいぶん違う
やっぱり舞台をやりたい
気になる人、お世話になった人
西田敏行と柄本明にはかなわない
たけし、さんま、タモリのすごいところ
ダチョウ倶楽部とネプチューンを比べたら
ダウンタウン、爆笑問題のおもしろさ
Mr.ビーンとバカ殿が共演してもおもしろくない
ミュージシャンにはお笑い好きが多い
たけしさんの才能がちょっぴりうらやましい
『タケシムケン』で新しい笑いに挑戦
「この腹になるまで何億かかってると思ってるんだ!」
荒井注さん、お疲れさまでした
荒井注さんと2人きりの海外旅行
ジム・キャリー主演作で感じた一人芸の宿命
なぜコメディアンは売れるとカッコいい役をやりたがるのか
オシャレなコメディ映画はここが違う
吉幾三さんに五十男の哀愁歌をつくってもらった
藤山直美さんのサービス精神に脱帽
変なおじさん リタ〜ンズ
初めて出した本の反響に思ったこと
オレってムスッとしてる?
ウンコ漏らしの変なおじさん
映画の現場
最後の映画スター、高倉健さんと夢の共演
映画に熱くて、お笑いも大好きな健さん
「これが映画だ」と思った撮影現場
映画は好きだけど、俳優は向いてないかも……
CMとラジオ
こうして撮ったCM顔面七変化
CM撮影ボイコット事件の真相
初めてのラジオパーソナリティ
上島竜兵はつまらないのがおもしろい
自分のこと
芸能界は好きだけど、芸能人は苦手
僕が結婚できない理由
早く子供をつくってバカ殿二世をやらせたい
おいしい酒を飲むために仕事をしてる
料理をつくるのは楽しい
本当は素顔を見せたくない
おふくろが初めてテレビに出た日
ベトナムのバイク野郎ってスゴい
100歳になるおばあさんの誕生日
CDよりもレコードが好きな理由
音楽はどっぷり世界に浸かって聴きたい
僕のただ1人の文通友達
恋は相手を振り向かせるまでが楽しい
芸人は結婚しないほうがいいのか?
女を口説くのも慎重派、ナンパなんか絶対できない
夜、部屋を真っ暗にすると眠れない
4匹の愛犬との同居生活
時間に遅れるのが大嫌い
50代になって思うこと
好きな言葉は「忍耐」「努力」「心」
やりたいことが見つからないと嘆く若者へ
解説 吉田拓郎

書誌情報

読み仮名 ヘンナオジサンカンゼンバン
シリーズ名 新潮文庫
装幀 菅野健児(新潮社写真部)/カバー写真、新潮社装幀室/デザイン
発行形態 文庫、電子書籍
判型 新潮文庫
頁数 370ページ
ISBN 978-4-10-136031-7
C-CODE 0176
整理番号 し-48-1
ジャンル エッセー・随筆、演劇・舞台、タレント本、落語・寄席・演芸
定価 737円
電子書籍 価格 737円
電子書籍 配信開始日 2020/07/03

著者プロフィール

志村けん

シムラ・ケン

(1950-2020)東京都東村山市生れ。ドリフターズの付き人を経て、1974年、正式メンバーになる。「8時だョ!全員集合」で、東村山音頭や加藤茶とのひげダンス、カラスの唄などが大受け、国民的スターとなる。その後、「加トちゃんケンちゃんごきげんテレビ」「だいじょうぶだぁ」や「バカ殿様」「志村“X”」などで活躍。1999(平成11)年、映画「鉄道員(ぽっぽや)」で高倉健と共演した。

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