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ほのぼのお徒歩日記

宮部みゆき/著

693円(税込)

発売日:2019/11/28

  • 文庫
  • 電子書籍あり

著者初のエッセイ集『平成お徒歩日記』に、書き下ろし一編を加えた新装完全版。

わたくし宮部みゆきの初めての小説以外の本であります――。著者初の散文集は、江戸を、日本を「歩く」ことから始まった。赤穂浪士討ち入り後の道のり。市中引廻しのルート。そして、島流しの行き着く先。担当編集とともに歩き、食べ、語り尽くした珍道中。ひとたび読み始めれば、あなたもきっと、ミヤベと「町」を歩いてみたくなる。『平成お徒歩日記』に書き下ろし一編を加えた新装完全版。

目次
新装完全版のための前口上
前口上
其ノ壱 真夏の忠臣蔵
両国(吉良邸跡)〜鉄砲洲(浅野上屋敷跡)〜高輪(泉岳寺)
其ノ弐 罪人は季節を選べぬ引廻し
小伝馬町〜堀端〜鈴ヶ森〜小塚原
其ノ参 関所破りで七曲り
小田原〜箱根湯本〜箱根旧街道
其ノ四 桜田門は遠かった
皇居(江戸城)一周
其ノ伍 流人暮らしでアロハオエ
八丈島
其ノ六 七不思議で七転八倒
本所深川
其ノ七 神仏混淆で大団円
善光寺〜伊勢神宮
番外篇 半七捕物帳「津の国屋」を歩く
浅草〜神田〜四谷〜赤坂
剣客商売「浮沈」の深川を歩く
いかがわしくも愛しい町、深川
あとがき
文庫版のためのあとがき

書誌情報

読み仮名 ホノボノオカチニッキ
シリーズ名 新潮文庫
装幀 こより/カバー装画、新潮社装幀室/デザイン
発行形態 文庫、電子書籍
判型 新潮文庫
頁数 336ページ
ISBN 978-4-10-136948-8
C-CODE 0195
整理番号 み-22-11
ジャンル 文学賞受賞作家
定価 693円
電子書籍 価格 693円
電子書籍 配信開始日 2019/12/06

著者プロフィール

宮部みゆき

ミヤベ・ミユキ

1960(昭和35)年、東京生れ。1987年「我らが隣人の犯罪」でオール讀物推理小説新人賞を受賞。1989(平成元)年『魔術はささやく』で日本推理サスペンス大賞を受賞。1992年『龍は眠る』で日本推理作家協会賞、『本所深川ふしぎ草紙』で吉川英治文学新人賞を受賞。1993年『火車』で山本周五郎賞を受賞。1997年『蒲生邸事件』で日本SF大賞を受賞。1999年には『理由』で直木賞を受賞。2001年『模倣犯』で毎日出版文化賞特別賞、2002年には司馬遼太郎賞、芸術選奨文部科学大臣賞(文学部門)を受賞。2007年『名もなき毒』で吉川英治文学賞を受賞した。他の作品に『ソロモンの偽証』『英雄の書』『悲嘆の門』『小暮写眞館』『荒神』『この世の春』などがある。

大極宮 (外部リンク)

宮部みゆき 作家生活30周年記念特設サイト

判型違い(単行本)

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