ホーム > 書籍詳細:先を読む頭脳

先を読む頭脳

羽生善治/著 、伊藤毅志/著 、松原仁/著

572円(税込)

発売日:2009/04/01

書誌情報

読み仮名 サキヲヨムズノウ
シリーズ名 新潮文庫
装幀 中野伴水/カバー写真、新潮社装幀室/デザイン
発行形態 文庫、電子書籍
判型 新潮文庫
ISBN 978-4-10-137471-0
C-CODE 0176
整理番号 は-46-1
ジャンル 将棋
定価 572円
電子書籍 価格 539円
電子書籍 配信開始日 2018/02/23

祝 永世七冠! 国民栄誉賞!

天才は何がすごいのか? そんな素朴な疑問を、誰もが認める天才棋士・羽生善治をモデルに徹底解明。将棋との出会い、勉強法、対局で大切にしていることなど、本人が明かす驚愕の思考を最新科学がすっきり整理し、ついに能力の秘密が明らかになっていく。常に多くの決断を迫られる将棋だからこそ、その極意は人生の様々な局面にも生きてくるはず。向上心ある日本人のための画期的な一冊。

目次
はじめに
I 「先を読む頭脳」を育む
将棋との出会い/自分なりの学習法/伸びる時期/一〇代で将棋の骨格が決まる/センスと継続力/数学的思考と公式/見て習う、体で習う
【解説】超エキスパートを育む
将棋を取り巻く環境/自分を見つめるメタ認知/「反射的思考」と「熟考すること」/直観と常識/自分でテーマを見つけ考え続ける
II 効果のあがる勉強法
勉強法の変化/序盤研究の重要性/手で覚える知識/棋譜には現われないこと/古典に学ぶ/「研究会」という学習/実戦から得ること
【解説】「絶対将棋観」の獲得
確立された勉強法/情報化がもたらす序盤研究/理解と解釈/駒を触る感触/能動的な学習/多様な表現/棋界全体の協調学習/実戦で学ぶ勝負勘
III 先を読むための思考法
できるだけ可能性を残す/動かさない方がいい駒/経験が生み出す読み/剣豪の間合い/形勢判断は流れから/不利な時の思考/持ち時間と思考/時間配分とメタ思考/長考の秘密/将棋は抽象的な世界/独創的な発想
【解説】熟達者の思考プロセス
プロ棋士は必ずしもたくさん読まない/コンピュータは膨大に読む/目指しているものの違い/大局観の勝負/情報の集約/逆算から順算へ/流れで考える
IV 勝利を導く発想
相手の観察/相手によって指し手は変えない?/将棋の駒の使い方/自分の棋風/大山先生の棋風/各棋士の棋風/天才とは?/強さの認識/不調は風邪みたいなもの/内的な要因と外的な要因/オフの過ごし方/負けから学ぶこと/言語化の重要性
【解説】トッププロ棋士の驚異の能力
驚異の記憶力/トッププロ棋士は特別ではない/棋風と将棋/勝負術とヒューマンファクター/好不調をメタ認知する
V ゲームとしての将棋とコンピュータ
先後の価値/将棋と男女差/プロとアマの格差/将棋の国際化/チェスというゲーム/将棋は終盤に向かって発散する/将棋は特殊/考え方の奇妙な一致/将棋は個人戦/コンピュータと将棋の体系化/コンピュータ将棋の印象/コンピュータ将棋との共存/性善説のゲーム
【解説】コンピュータ将棋からの発見
ゲームとしての将棋の奥深さ/人間とコンピュータの対戦/コンピュータに将棋が難しい理由/終盤だけならプロ並み/根本的な問題点/未知の領域を切り開く
あとがき
参考文献

著者プロフィール

羽生善治

ハブ・ヨシハル

1970(昭和45)年埼玉県生れ。将棋棋士。1985年、中学3年でプロ四段に。1989(平成元)年、19歳で初タイトル・竜王を獲得。1994年、九段に昇進。2017年、史上初の永世七冠を達成。著書に『羽生の頭脳』『挑戦する勇気』『決断力』『大局観』など多数。

伊藤毅志

イトウ・タケシ

1964(昭和39)年愛知県生れ。1988年、北海道大学文学部行動科学科卒業。1994(平成6)年、名古屋大学大学院工学研究科情報工学専攻博士課程修了。工学博士。2018年1月現在、電気通信大学情報理工学研究科助教。専門は認知科学。共著に『認知心理学4 思考』などがある。

松原仁

マツバラ・ヒトシ

1959(昭和34)年東京都生れ。1981年、東京大学理学部情報科学科卒業。1986年、同大学大学院工学系研究科情報工学専攻博士課程修了。工学博士。2018年1月現在、公立はこだて未来大学システム情報科学部教授。専門は人工知能研究。著書に『将棋とコンピュータ』『鉄腕アトムは実現できるか?』『人工知能になぜ哲学が必要か』(共著)などがある。

この本へのご意見・ご感想をお待ちしております。

感想を送る

新刊お知らせメール

羽生善治
登録
伊藤毅志
登録
松原仁
登録
将棋
登録

書籍の分類