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ねがはくは花の下にて春死なん……平安末期の動乱の世を生きた歌聖・西行。ゆかりの地を訪ねつつ、その謎に満ちた生涯の真実に迫る。

西行

白洲正子/著

693円(税込)

本の仕様

発売日:1996/05/29

読み仮名 サイギョウ
シリーズ名 新潮文庫
雑誌から生まれた本 芸術新潮から生まれた本
発行形態 文庫
判型 新潮文庫
ISBN 978-4-10-137902-9
C-CODE 0192
整理番号 し-20-2
ジャンル 詩歌
定価 693円

ねがはくは花のしたにて春死なむ そのきさらぎの望月の頃――23歳で出家し、1190年2月73歳で寂すまで平安末期の動乱の世を生きた西行。その漂泊の足跡を実地にたどりつつ、歌の読み込みに重点を置き、ゆかりの風物風土の中で味わうことによって自ずと浮かび上がってくる西行の人間的真実。待賢門院への思いなど、謎に満ち、伝説化された歌聖の姿に迫り、新たな西行像を追求する。

著者プロフィール

白洲正子 シラス・マサコ

(1910-1998)1910年東京生まれ。幼い頃より能を学び、14歳で女性として初めて能舞台に立ち、米国留学へ。1928年帰国、翌年白洲次郎(1902〜1985)と結婚。古典文学、工芸、骨董、自然などについて随筆を執筆。『能面』『かくれ里』『日本のたくみ』『西行』など著書多数。1998年没。

目次

空になる心
重代の勇士
あこぎの浦
法金剛院にて
嵯峨のあたり
花の寺
吉野山へ
大峯修行
熊野詣
鴫立沢
みちのくの旅
江口の里
町石道を往く
高野往来
讃岐の院
讃岐の旅
讃岐の庵室
二見の浦にて
富士の煙
虚空の如くなる心
後記
西行関係略年表

数奇、煩悩、即菩堤 福田和也

判型違い(書籍)

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