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白洲家の日々―娘婿が見た次郎と正子―

牧山圭男/著

572円(税込)

発売日:2015/03/02

  • 文庫
  • 電子書籍あり

夫婦円満の秘訣は「なるべく一緒にいないこと」?! 奇想天外な義理の両親の素顔と教え。

白洲次郎のひとり娘を奪い、“七年の敵”と呼ばれた著者。「夫婦円満の秘訣はなるべく一緒にいないこと」という奇想天外な二人のもと、後年様々な薫陶を受けることになる。著者が夫婦喧嘩をしたときに、居合わせた正子が見せた女性らしい素顔、夜中に訪れた新聞記者に次郎が応えて言った「僕は口が堅いからここまで生きてこられたんだ」という言葉の重み……。秘話満載の名エッセイ。

目次
はじめに~次郎さん、人生最悪の日
一 家族のこと、家のこと
円満の秘訣
直言は親譲り
可愛い孫との秘密
骨董店での仰天
正子のアドバイス
正子らしい毒舌
骨董について
食卓にて
店を甘やかさない
男次郎の持論
鶴川村のパパとママ
屋根替えのこと
二 スポーツマンシップ
ゴルフクラブライフ 1
ゴルフクラブライフ 2
ゴルフクラブライフ 3
お洒落について
軽井沢の思い出
スポーツ大好き夫妻
プロとアマの違い
華麗なる車遍歴
オイリーボーイのゴール
三 仕事と友情と
公私混同するなかれ
夜中の対決
肝を冷やした一言
白洲会長、大弱り
生涯唯一の負け戦
政治家嫌い
捨てられなかった書類
揺るがぬプリンシプル
イギリスへの最後の旅
夜は左利き
あとがき

婿殿の目 阿川佐和子

書誌情報

読み仮名 シラスケノヒビムスメムコガミタジロウトマサコ
シリーズ名 新潮文庫
発行形態 文庫、電子書籍
判型 新潮文庫
頁数 272ページ
ISBN 978-4-10-137952-4
C-CODE 0195
整理番号 し-20-52
ジャンル エッセー・随筆、ノンフィクション
定価 572円
電子書籍 価格 572円
電子書籍 配信開始日 2015/08/21

著者プロフィール

牧山圭男

マキヤマ・ヨシオ

1938(昭和13)年、東京生れ。1961年、慶應義塾大学法学部政治学科卒業後、ヤナセ入社。1965年、白洲次郎・正子夫妻の長女・桂子と結婚。1970年、ヤナセから西武百貨店に転職、六本木WAVEやLOFTの開設に参画。常務取締役を経て1997(平成9)年、大沢商会常務取締役に就任。2001年に退任、以後、旧白洲邸 武相荘の運営にかかわる。趣味はゴルフ、テニス、スキー、標的射撃、作陶など。1999年と2001年に銀座・ぎゃらりー大倉(交詢ビル1F)にて作陶展を開いた。

判型違い(単行本)

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