
雑司ヶ谷R.I.P.
781円(税込)
発売日:2013/07/29
- 文庫
- 電子書籍あり
ババアが死んだ。俺は雑司ヶ谷の神になる。『ゴッドファーザーPARTII』へのオマージュ。『さらば雑司ヶ谷』を超える問題作ついに降臨!
“雑司ヶ谷の妖怪”こと、泰幸会教祖・大河内泰が死んだ。享年102。葬儀に参列するため中国から帰国した俺を待っていたのは、ババアが書き残した謎の遺書。教祖のイスと莫大な財産は俺の父親に譲るというが、親父ならとっくに死んでいる。ババアの魂胆は何か? 初代教祖の戦前戦後の過去と、二代目就任をめぐる抗争劇の現代が交錯する、衝撃の問題作「雑司ヶ谷」シリーズ第二弾。
目次
Prologue
第一部 教祖崩御
第二部 石田吉蔵最強伝説
第三部 戦後の日本と泰幸会、もしくは大河内泰はいかにして権力を収め、孤独になったか
第四部 アイ・アム・ザ・レザレクション
第二部 石田吉蔵最強伝説
第三部 戦後の日本と泰幸会、もしくは大河内泰はいかにして権力を収め、孤独になったか
第四部 アイ・アム・ザ・レザレクション
Epilogue
文庫版あとがきにかえて
お金を払って読んでくれた人こそ読者です 樋口毅宏
文庫版あとがきにかえて
お金を払って読んでくれた人こそ読者です 樋口毅宏
書誌情報
読み仮名 | ゾウシガヤアールアイピー |
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シリーズ名 | 新潮文庫 |
発行形態 | 文庫、電子書籍 |
判型 | 新潮文庫 |
頁数 | 544ページ |
ISBN | 978-4-10-138252-4 |
C-CODE | 0193 |
整理番号 | ひ-34-2 |
ジャンル | 文芸作品 |
定価 | 781円 |
電子書籍 価格 | 869円 |
電子書籍 配信開始日 | 2018/01/19 |
著者プロフィール
樋口毅宏
ヒグチ・タケヒロ
1971年、東京都豊島区雑司が谷生まれ。出版社勤務の後、2009年『さらば雑司ヶ谷』で小説家デビュー。小説作品に『民宿雪国』『日本のセックス』『雑司ヶ谷R.I.P.』『二十五の瞳』『テロルのすべて』『ルック・バック・イン・アンガー』『愛される資格』『甘い復讐』『ドルフィン・ソングを救え!』『太陽がいっばい』が、また新書『タモリ論』、コラム集『さよなら小沢健二』、『おっぽいがほしい! 男の子育て日記』の著作がある。
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