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終着駅

白川道/著

979円(税込)

発売日:2007/01/30

  • 文庫

男が惚れる、凄腕のアウトロー。家族と光を失いながら、けなげに生きる娘。純愛小説の最高峰!

愛など捨てたはずだった。恋人を事故で失った若き日に。私は虚無を抱え、アウトローとして闇に暮らしてきた。だが、光を失いながらも懸命に生きるかほると出会い、罅割れた心が潤ってゆく。私は、娘のような年頃の女性を、いつしか全身全霊で愛するようになっていたのだ――。男たちの熱き絆。そして不器用な男と女の命を賭けた恋。『天国への階段』を遂に超えた、渾身の長篇小説。

書誌情報

読み仮名 シュウチャクエキ
シリーズ名 新潮文庫
発行形態 文庫
判型 新潮文庫
頁数 656ページ
ISBN 978-4-10-142224-4
C-CODE 0193
整理番号 し-40-4
ジャンル 文芸作品
定価 979円

著者プロフィール

白川道

シラカワ・トオル

(1945-2015)北京生れ、湘南育ち。一橋大学社会学部を卒業後、家電メーカーや広告代理店勤務、旅行代理店経営などを経たのち、1980年代のバブル期に株の世界に飛び込み、大いなる栄光と挫折を味わう。1994(平成6)年、その体験を十二分に生かした『流星たちの宴』で作家としてデビュー。『海は涸いていた』『病葉流れて』『天国への階段』『終着駅』『世界で最初の音』など著書多数。『神様が降りてくる』を上梓の後、2015年、逝去。

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