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死の貝―日本住血吸虫症との闘い―

小林照幸/著

737円(税込)

発売日:2024/04/24

  • 文庫
  • 電子書籍あり

腹が膨らんで、やがて死に至る――日本各地に存在した「謎の病」と闘った人々の記録。

腹に水がたまって妊婦のように膨らみ、やがて動けなくなって死に至る――古来より日本各地で発生した「謎の病」。原因も治療法も分からず、その地に嫁ぐときは「棺桶を背負って行け」といわれるほどだった。この病を克服するため医師たちが立ち上がる。そして未知の寄生虫が原因ではないかと疑われ始め……。のちに「日本住血吸虫症」と呼ばれる病との闘いを記録した傑作ノンフィクション。

目次
第1章 死体解剖御願おんねがい
第2章 猫の名は“姫”
第3章 長靴を履いた牛
第4章 病院列車
第5章 毛沢東の詩
第6章 果てしなきなぞ
あとがき
補章
参考文献
解説 飯島 渉

書誌情報

読み仮名 シノカイニホンジュウケツキュウチュウショウトノタタカイ
シリーズ名 新潮文庫
装幀 イメージマート/カバー写真、新潮社装幀室/デザイン
発行形態 文庫、電子書籍
判型 新潮文庫
頁数 336ページ
ISBN 978-4-10-143322-6
C-CODE 0195
整理番号 こ-28-2
ジャンル 歴史読み物、歴史・地理・旅行記
定価 737円
電子書籍 価格 737円
電子書籍 配信開始日 2024/04/24

著者プロフィール

小林照幸

コバヤシ・テルユキ

1968(昭和43)年、長野県生れ。ノンフィクション作家。1992(平成4)年に『毒蛇(どくへび)』で第1回開高健賞奨励賞、1999年に『朱鷺(トキ)の遺言』で第30回大宅壮一ノンフィクション賞を受賞。信州大学卒。明治薬科大学非常勤講師。著書に『パンデミック 感染爆発から生き残るために』『大相撲仕度部屋 床山の見た横綱たち』『熟年性革命報告』『ひめゆり 沖縄からのメッセージ』『全盲の弁護士 竹下義樹』『車いす犬ラッキー 捨てられた命と生きる』など多数。

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