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玉虫と十一の掌篇小説

小池真理子/著

539円(税込)

発売日:2009/05/01

書誌情報

読み仮名 タマムシトジュウイチノショウヘンショウセツ
シリーズ名 新潮文庫
発行形態 文庫、電子書籍
判型 新潮文庫
ISBN 978-4-10-144024-8
C-CODE 0193
整理番号 こ-25-13
ジャンル 文芸作品、文学賞受賞作家
定価 539円
電子書籍 価格 539円
電子書籍 配信開始日 2016/12/09

恋のさなかでも男と女はこんなにも遠い。短篇よりもみじかい「掌篇小説」の微妙なあわい。

男はもうここに戻ってくることはないだろうと女は思った――。三年間、食事をともにした男との永遠の別離を描く「食卓」他、恋によって炙り出される男と女の孤独が、かなしさとせつなさを孕んでゆらめく十一篇。短篇よりも短い「掌篇小説」には、小さく切り取られているがゆえの微妙な宇宙が息づき、無限の時間へと読む者を誘う。長篇よりもいっそう濃密な闇と静謐な光を湛えた作品集。

目次
食卓
千年烈日
一炊の夢

いのち滴る
死に水
妖かし
飼育箱
一角獣
玉虫
さびしい
短いあとがきにかえて
解説 野崎歓

著者プロフィール

小池真理子

コイケ・マリコ

1952年、東京生まれ。1989年、「妻の女友達」で日本推理作家協会賞を受賞。以後、1995年『恋』で直木賞、1998年『欲望』で島清恋愛文学賞、2006年『虹の彼方』で柴田錬三郎賞、2011年『無花果の森』で芸術選奨文部科学大臣賞、2013年『沈黙のひと』で吉川英治文学賞を受賞。『神よ憐れみたまえ』は2010年代に着想し、10年の歳月をかけて紡がれた書下ろし長篇小説である。

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