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腰痛放浪記 椅子がこわい

夏樹静子/著

572円(税込)

発売日:2003/07/30

  • 文庫
  • 電子書籍あり

これは他人事ではない! 闘病の果ての劇的な結末。

「夏樹静子のお葬式を出しましょう」──苦しみ抜き、疲れ果て、不治の恐怖に脅かされた闘病の果てに、医者はこう言った。時には死までを思い浮かべた鋭い腰の疼痛は、実は抑制された内なる魂の叫びだった。そして著者もいまだに信じられないという、劇的な結末が訪れる。3年間の地獄の責め苦は、指一本触れられずに完治した。感動の腰痛闘病記。『椅子がこわい─私の腰痛放浪記』改題。

書誌情報

読み仮名 ヨウツウホウロウキイスガコワイ
シリーズ名 新潮文庫
発行形態 文庫、電子書籍
判型 新潮文庫
頁数 256ページ
ISBN 978-4-10-144310-2
C-CODE 0195
整理番号 な-18-10
ジャンル 文学・評論、ノンフィクション、暮らし・健康・料理
定価 572円
電子書籍 価格 506円
電子書籍 配信開始日 2016/07/22

著者プロフィール

夏樹静子

ナツキ・シズコ

東京生れ。慶應義塾大学英文科卒。在学中からNHKの推理番組の脚本を手掛ける。結婚で一時中断するが、1969(昭和44)年江戸川乱歩賞に『天使が消えていく』で応募、執筆を再開する。繊細な心理描写を用い、社会性に富む題材を扱う。1973年、『蒸発』で日本推理作家協会賞、1989(平成元)年に仏訳『第三の女』でロマン・アバンチュール大賞、2006年、日本ミステリー文学大賞を受賞。著書は『Wの悲劇』『白愁のとき』『茉莉子』『量刑』『見えない貌』など多数。

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