アコギなのかリッパなのか―佐倉聖の事件簿―
605円(税込)
発売日:2012/02/28
- 文庫
どんな陳情でも難題でも、何なりとご用命あれ! 政治家事務所で働く大学生・佐倉聖、颯爽と登場。「しゃばけ」シリーズの著者が描く新時代のユーモア・ミステリー。
佐倉聖21歳。腹違いの弟を独り養う大学生だ。すでに引退した大物政治家・大堂剛の事務所で雑用係の事務員を務めている。昔は不良で腕っ節が強い上、気転は利くし頭が切れる。そんな聖だからこそ、事務所に持ち込まれる、あらゆる陳情・難題・厄介事・揉め事の後始末を一任されても、見事な手際でまんまと解決していく! 「しゃばけ」シリーズの著者が描く新時代のユーモア・ミステリー。
目次
開会 政治家事務所の一日
案件の一 五色の猫
案件の二 白い背広
案件の三 月下の青
案件の四 商店街の赤信号
案件の五 親父とオヤジとピンクの便せん
閉会 選挙速報と小原和博
案件の一 五色の猫
案件の二 白い背広
案件の三 月下の青
案件の四 商店街の赤信号
案件の五 親父とオヤジとピンクの便せん
閉会 選挙速報と小原和博
解説 石井千湖
書誌情報
読み仮名 | アコギナノカリッパナノカサクラセイノジケンボ |
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シリーズ名 | 新潮文庫 |
発行形態 | 文庫 |
判型 | 新潮文庫 |
頁数 | 336ページ |
ISBN | 978-4-10-146171-7 |
C-CODE | 0193 |
整理番号 | は-37-51 |
ジャンル | ミステリー・サスペンス・ハードボイルド |
定価 | 605円 |
著者プロフィール
畠中恵
ハタケナカ・メグミ
高知県生れ、名古屋育ち。名古屋造形芸術短期大学卒。漫画家アシスタント、書店員を経て漫画家デビュー。その後、都筑道夫の小説講座に通って作家を目指し、『しゃばけ』で日本ファンタジーノベル大賞優秀賞を受賞。また2016(平成28)年、「しゃばけ」シリーズで第1回吉川英治文庫賞を受賞する。他に「まんまこと」シリーズ、「若様組」シリーズ、「つくもがみ」シリーズ、「佐倉聖の事件簿」シリーズ、「まことの華姫」シリーズ、『ちょちょら』『けさくしゃ』『うずら大名』『わが殿』『猫君』『御坊日々』『忍びの副業』などの作品がある。また、エッセイ集に『つくも神さん、お茶ください』がある。
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