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つくも神さん、お茶ください

畠中恵/著

572円(税込)

発売日:2012/11/28

  • 文庫
  • 電子書籍あり

シリーズ誕生秘話、読書の楽しみ、知られざる趣味……初めてのエッセイ集。超人気「しゃばけ」シリーズの生みの親って、どんな人? 柴田ゆう絵師の書籍未収録イラストも満載!

大人気「しゃばけ」シリーズの戯作者、畠中恵さんって、こんな人なんです! 遅咲きだったデビュー秘話、妖たちとの初めての出合い。愛する本や映画のこと、創作における苦労。今は亡き小説の師匠の思い出。隠しておきたい弱点や、とっておきのストレス対処法……。お江戸の世界と日常を自由自在に行き来しながら、愛すべき小説を生み出す作家の素顔とは。もりだくさんの初エッセイ集。

目次
まえがき もしくは情けない思いの発露
受賞の言葉
本の道に足を踏み入れたる あらまあ
道の先の家
“シュジンコウ”のヒミツ
道の、道は、道が
静心奪われ
明日と昨日を訪ねて
恋やこいこいこい
読んだ観た聴いた 最後に食べた
「なめくじ長屋捕物さわぎ」と人情
バジル・ウォーレン卿 ゆったり飄々にあこがれ
これぞエンターテインメント
リアルな感触
『ユニオン・クラブ綺談』に感謝
話作る楽しさのとりこに
しみじみと、ふんわりと
物語が終わって始まる
名作基に新たな世界
妖との出合い。
『ひなのころ』によせて
こんな時代小説を読んできました
思い出の映画『ショーシャンクの空に』
27年…思い出重ねて感慨
浮かぶのは星の降る夜
オペラ座の怪人
あこがれと劣等感の青春
サイモン&ガーファンクル『水曜の朝、午前3時』
伊勢 虎屋ういろ「ういろ」
孔子の故郷・曲阜で 孔府宴と西太后の朝食を喰らう
墨壺とウイスキー
ミステリーの引き立て役
餃子の思い出
鬼平、白玉の思い出
小説と食べ物
まよえるこひつじの度胸
すべて圏外になる
ぼんやり、のんびり
「ピー子」はオスかメスか
さて、プチプチとは
妖怪小説の魅力「今、そこにいるもの」
中高年デビューでも遅くない!
「心配虫」とつきあう秘訣
「妖」の世界の不思議。
今様お江戸散歩
言い訳を積み上げない
反省をした日
江戸版オタク
好きなもの
始まりは町の小さな書店
あじゃれ よみうり
あとがき そして深々と下げられる頭
文庫版◆スペシャル付録!
絵師・柴田ゆう お宝「しゃばけ」ギャラリー

書誌情報

読み仮名 ツクモガミサンオチャクダサイ
シリーズ名 新潮文庫
発行形態 文庫、電子書籍
判型 新潮文庫
頁数 272ページ
ISBN 978-4-10-146181-6
C-CODE 0195
整理番号 は-37-61
ジャンル エッセー・随筆
定価 572円
電子書籍 価格 572円
電子書籍 配信開始日 2020/04/03

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著者プロフィール

畠中恵

ハタケナカ・メグミ

高知県生れ、名古屋育ち。名古屋造形芸術短期大学卒。漫画家アシスタント、書店員を経て漫画家デビュー。その後、都筑道夫の小説講座に通って作家を目指し、『しゃばけ』で日本ファンタジーノベル大賞優秀賞を受賞。また2016(平成28)年、「しゃばけ」シリーズで第1回吉川英治文庫賞を受賞する。他に「まんまこと」シリーズ、「若様組」シリーズ、「つくもがみ」シリーズ、『アコギなのかリッパなのか』『ちょちょら』『けさくしゃ』『うずら大名』『まことの華姫』『わが殿』『猫君』『御坊日々』『忍びの副業』などの作品がある。また、エッセイ集に『つくも神さん、お茶ください』がある。

畠中恵「しゃばけ」新潮社公式サイト (外部リンク)

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