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クリスマス・キャロル

チャールズ・ディケンズ/著 、村岡花子/訳

473円(税込)

発売日:2011/12/02

  • 文庫

大切な人に贈る本。《新装版》になりました。

ケチで冷酷で人間嫌いのがりがり亡者スクルージ老人は、クリスマス・イブの夜、相棒だった老マーレイの亡霊と対面し、翌日からは彼の予言どおりに第一、第二、第三の幽霊に伴われて知人の家を訪問する。炉辺でクリスマスを祝う、貧しいけれど心暖かい人々や、自分の将来の姿を見せられて、さすがのスクルージも心を入れかえた……。文豪が贈る愛と感動のクリスマス・プレゼント。

  • 映画化
    Merry Christmas!~ロンドンに奇跡を起こした男~(2018年11月公開)
  • 舞台化
    ミュージカル スクルージ(2013年12月公演)
  • 映画化
    Disney's クリスマス・キャロル(2009年11月公開)
目次
第一章 マーレイの亡霊
第二章 第一の幽霊
第三章 第二の幽霊
第四章 最後の幽霊
第五章 事の終り
解説 村岡花子
改訂にあたって 村岡美枝

書誌情報

読み仮名 クリスマスキャロル
シリーズ名 新潮文庫
発行形態 文庫
判型 新潮文庫
頁数 192ページ
ISBN 978-4-10-203009-7
C-CODE 0197
整理番号 テ-3-12
ジャンル 文芸作品、評論・文学研究
定価 473円

著者プロフィール

チャールズ・ディケンズ

Dickens,Charles J.H.

(1812-1870)英国ポーツマス郊外の下級官吏の家に生れる。家が貧しかったため十歳から働きに出されるが、独学で勉強を続け新聞記者となる。二十四歳のときに短編集『ボズのスケッチ集』で作家としてスタートし、『オリヴァー・ツイスト』(1837-1839)でその文名を高める。他にも自伝的作品『デイヴィッド・コパフィールド』(1849-1850)など数々の名作を生んだイギリスの国民的作家。

村岡花子

ムラオカ・ハナコ

(1893-1968)山梨県生れ。東洋英和女学院高等科卒。モンゴメリの作品のほか、『王子と乞食』(M・トゥェイン)『母の肖像』(P・バック)『少女パレアナ』(E・ポーター)などの翻訳が高く評価されている。子どもニュース番組の「ラジオのおばさん」としても親しまれた。

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