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デイジー・ミラー

ヘンリー・ジェイムズ/著 、小川高義/訳

506円(税込)

発売日:2021/03/27

  • 文庫
  • 電子書籍あり

誰が奔放な「彼女」を殺したのか――140年読み継がれてきた名作が待望の新訳。

青年はレマン湖畔の美しい町で運命の美女デイジーと出会い、一目で恋に落ちる。その奔放なふるまいは、保守的で狭量な人々からは嫌われていたが、青年は彼女のあとを追うようにして、マラリアの猖獗するローマへと向かう。婚約者と思しき男を紹介され、さらに翻弄されるが、二人の恋路は思いもしない衝撃的な結末を迎えるのだった――。ジェイムズの名声を高めた傑作中編、待望の新訳版。

書誌情報

読み仮名 デイジーミラー
シリーズ名 Star Classics 名作新訳コレクション
装幀 John Singer Sargent, Nonchaloir (Repose) National Gallery of Art, Washington/カバー装画、(C)Painters/カバー装画、Alamy Stock Photo/カバー装画、新潮社装幀室/デザイン
発行形態 文庫、電子書籍
判型 新潮文庫
頁数 160ページ
ISBN 978-4-10-204104-8
C-CODE 0197
整理番号 シ-5-1
ジャンル 文学・評論
定価 506円
電子書籍 価格 506円
電子書籍 配信開始日 2021/03/27

著者プロフィール

(1843-1916)ニューヨーク生れ。幼少時より家族とともに欧米各地を転々とした体験から、両大陸間の文化・歴史・倫理などの相違を対比させた作品を数多く執筆。また物語を観察的な視点から描くという、それまでの小説にはなかった新しい技法を生み出し、同時代の作家に多大な影響を与えた。代表作に「ある婦人の肖像」「デイジー・ミラー」「ねじの回転」「鳩の翼」「使者たち」「黄金の盃」など。

小川高義

オガワ・タカヨシ

1956年横浜生れ。東大大学院修士課程修了。翻訳家。『緋文字』(ホーソーン)、『老人と海』(ヘミングウェイ)、『ねじの回転』(ジェイムズ)、『変わったタイプ』(トム・ハンクス)、『ここから世界が始まる トルーマン・カポーティ初期短篇集』(カポーティ)など訳書多数。著書に『翻訳の秘密』がある。

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