ホーム > 書籍詳細:アンナ・カレーニナ〔中〕

罪悪感に苦しみ孤独と戦う彼女は――。すこしもむだのない、全体の構図も、細部の仕上げも、一点非の打ちどころのない作品。――トーマス・マン

  • 映画化アンナ・カレーニナ ヴロンスキーの物語(2018年11月公開)
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アンナ・カレーニナ〔中〕

トルストイ/著 、木村浩/訳

1,069円(税込)

本の仕様

発売日:1972/02/22

読み仮名 アンナカレーニナ2
シリーズ名 新潮文庫
発行形態 文庫
判型 新潮文庫
ISBN 978-4-10-206002-5
C-CODE 0197
整理番号 ト-2-2
ジャンル 文芸作品、評論・文学研究
定価 1,069円

愛情も人間性も理解せず、世間体を重んじる冷徹な夫カレーニンの黙認的態度に苦しむアンナは、虚偽と欺瞞にこりかたまった社交界を捨て、ひとり息子セリョージャへの愛にさいなまれながらも、ヴロンスキーとの破滅的な恋に身を投じる。一方、ヴロンスキーがアンナを愛していることを知った失意のキチイは、理想主義的地主貴族リョーヴィンの妻となり、祝福された生活をおくる。

著者プロフィール

トルストイ Tolstoj,Lev N.

(1828-1910)19世紀ロシア文学を代表する巨匠。ヤースナヤ・ポリャーナに地主貴族の四男として育つ。ルソーを耽読し大学を中退後、暫く放蕩するが、従軍を機に処女作『幼年時代』等を発表、賞賛を受ける。帰還後、領地の農民の教育事業に情熱を注ぎ、1862年の幸福な結婚を機に『戦争と平和』『アンナ・カレーニナ』を次々に完成。後、転機を迎え、「神と人類に奉仕する」求道者を標榜し、私有財産を否定、夫人との不和に陥る。1899年『復活』を完成。1910年、家出の10日後、鉄道の駅長官舎で波瀾の生涯を閉じた。

木村浩 キムラ・ヒロシ

(1925-1992)東京生れ。東京外国語大学ロシア語科卒。出版社勤務の後大学で教鞭をとる。『ロシア文学の周辺』等の著書や、ソルジェニーツィン、トルストイ、ドストエフスキー等の翻訳がある。

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