ホーム > 書籍詳細:桜の園・三人姉妹

花が散るような華麗なる没落――。貴族の哀愁を描く「桜の園」、美しい姉妹の変貌を辿る「三人姉妹」。〈チェーホフ四大戯曲の新装版〉

  • 舞台化シス・カンパニー公演『三人姉妹』(2015年2月公演)
  • 舞台化桜の園(2012年6月公演)

桜の園・三人姉妹

チェーホフ/著 、神西清/訳

562円(税込)

本の仕様

発売日:1967/08/30

読み仮名 サクラノソノサンニンシマイ
シリーズ名 新潮文庫
発行形態 文庫
判型 新潮文庫
ISBN 978-4-10-206501-3
C-CODE 0197
整理番号 チ-1-1
ジャンル 戯曲・シナリオ
定価 562円

急変してゆく現実を理解せず華やかな昔の夢におぼれたため、先祖代々の土地を手放さざるを得なくなった、夕映えのごとく消えゆく貴族階級の哀愁を描いて、演劇における新生面の頂点を示す「桜の園」、単調な田舎の生活の中でモスクワに行くことを唯一の夢とする三人姉妹が、仕事の悩みや不幸な恋愛などを乗り越え、真に生きることの意味を理解するまでの過程を描いた「三人姉妹」。

どういう本?

タイトロジー
(タイトルを読む)
 わたし、お祝いを言いたいの。桜の園は売られました。もうなくなってしまいました。それは本当よ、本当よ。でも泣かないでね、ママ、あなたには、まだ先の生活があるわ。そのやさしい、清らかな心もあるわ。……さ、一緒に行きましょう、出て行きましょうよ、ねぇ、ママ、ここから!……わたしたち、新しい庭を作りましょう。これよりずっと立派なのをね。それをご覧になったら、ああそうかと、おわかりになるわ。そして悦(よろこび)がーー静かな、ふかい悦びが、まるで夕方の太陽のように、あなたの胸にさしこんできて、きっとニッコリお笑いになるわ、ママ! 行きましょう、ね、大事なママ! 行きましょうよ!……

著者プロフィール

チェーホフ Chekhov,A.P.

(1860-1904)南ロシアの港町タガンローグに生れる。16歳の時に家が破産し、モスクワ大学医学部に入ると同時に家計を支えるため、雑誌・新聞に短編や雑文を執筆。七年間で四百編以上の作品を発表して文名も高まったが、安易な名声に満足できず、本格的な文学を志向するようになる。人間観察に優れた短編の他、晩年には劇作に主力を注ぎ、演劇史に残る戯曲も多い。代表作に『桜の園』『三人姉妹』『かもめ』『ワーニャ伯父さん』『かわいい女』『犬を連れた奥さん』など。

神西清 ジンザイ・キヨシ

(1903-1957)小説家、翻訳家。東京生れ。東京外国語学校露語部文科卒。ガルシン『紅い花』などロシア文学、フランス文学の翻訳で知られる。

目次

桜の園
三人姉妹
解説 池田健太郎

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