沈黙の春
825円(税込)
発売日:1974/02/22
- 文庫
- 電子書籍あり
このDDT告発。これがダイオキシンにいたる人類の闘いの始まりだった。
自然を忘れた現代人に魂のふるさとを思い起こさせる美しい声と、自然を破壊し人体を蝕む化学薬品の浸透、循環、蓄積を追究する冷徹な眼、そして、いま私たちは何をなすべきかを訴えるたくましい実行力。三つを備えた、自然保護と化学物質公害追及の先駆的な本がこれだ。ドイツ、アメリカなど多くの国の人々はこの声に耳を傾け、現実を変革してきた。日本人は何をしてきたか?
書誌情報
読み仮名 | チンモクノハル |
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シリーズ名 | 新潮文庫 |
発行形態 | 文庫、電子書籍 |
判型 | 新潮文庫 |
頁数 | 400ページ |
ISBN | 978-4-10-207401-5 |
C-CODE | 0161 |
整理番号 | カ-4-1 |
ジャンル | 評論・文学研究、ノンフィクション、工学 |
定価 | 825円 |
電子書籍 価格 | 781円 |
電子書籍 配信開始日 | 2016/05/20 |
「天声人語」で紹介
「ヒアリ――刺されると焼けつくように痛いために、英語ではfire ant(
(2017年6月22日朝日新聞「天声人語」で紹介)
著者プロフィール
レイチェル・カーソン
Carson,Rachel Louise
(1907-1964)ペンシルベニア州スプリングデールの農場主の娘として生れる。ペンシルベニア女子大学で動物学を専攻後、ウッズホール海洋生物研究所などで研究を続ける。1936年漁業水産局に就職し、政府刊行物の編集に従事。1940年に魚類・野生生物局に移り、1952年に退職するまで、野生生物とその保護に関する情報収集にあたった。1951年の『われらをめぐる海』で、生物ジャーナリストとしての地位を確立。1962年に発表された『沈黙の春』は、自然破壊に警告を発した先駆書として、その後の全世界に大きな影響を与えた。
青樹簗一
アオキ・リョウイチ
判型違い(単行本)
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