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水いらず

サルトル/著 、伊吹武彦/訳 、白井浩司/訳 、窪田啓作/訳 、中村真一郎/訳

737円(税込)

発売日:1971/01/30

書誌情報

読み仮名 ミズイラズ
シリーズ名 新潮文庫
発行形態 文庫
判型 新潮文庫
ISBN 978-4-10-212001-9
C-CODE 0197
整理番号 サ-4-1
ジャンル 文芸作品、評論・文学研究
定価 737円

性の問題を不気味なものとして描いて実存主義文学の出発点に位置する表題作、限界状況における人間を捉えた「壁」など5編を収録。

性の問題をはなはだ不気味な粘液的なものとして描いて、実存主義文学の出発点に位する表題作、スペイン内乱を舞台に実存哲学のいわゆる限界状況を捉えた『壁』、実存を真正面から眺めようとしない人々の悲喜劇をテーマにした『部屋』、犯罪による人間的条件の拒否を扱った『エロストラート』、無限の可能性を秘めて生れた人間の宿命を描いた『一指導者の幼年時代』を収録。

  • 映画化
    シークレット・オブ・モンスター(2016年11月公開)
目次

水いらず(Intimite)
壁(Le mur)
部屋(La chambre)
エロストラート(Erostrate)
一指導者の幼年時代(L'enfance d'un chef)

あとがき

著者プロフィール

サルトル

Sartre,Jean-Paul

(1905-1980)パリに生れる。海軍技術将校だった父を亡くし、母方の祖父のもとで育つ。高等師範学校で哲学を学び、生涯の伴侶となるボーヴォワールと出会う。小説『嘔吐』(1938)、哲学論文『存在と無』(1943)で注目され、戦後「レ・タン・モデルヌ(現代)」誌を創刊。実存主義哲学の旗手として文筆活動を行い、知識人の政治参加を説いた。1964年、ノーベル文学賞に指名されるが辞退。

伊吹武彦

イブキ・タケヒコ

(1901-1982)大阪生れ。東大仏文科卒。京大文学部教授を長く務めた。『ボヴァリー夫人』など訳書多数。

白井浩司

シライ・コウジ

(1917-2004)東京生れ。慶大仏文科卒。のち名誉教授。サルトルを日本にいち早く紹介。

窪田啓作

クボタ・ケイサク

(1920-2011)神奈川県生れ。東大法学部卒。詩人、作家。元欧州東京銀行頭取。仏文学の訳書多数。

中村真一郎

ナカムラ・シンイチロウ

(1918-1997)1918(大正7)年、東京生まれ。東京大学仏文科卒。1942年、福永武彦らと新しい詩運動「マチネ・ポエティック」を結成。1947年『死の影の下に』で戦後文学の一翼を担う。[春]に始まる四部作『四季』『夏』(谷崎潤一郎賞)『秋』『冬』(日本文学大賞)『頼山陽とその時代』(芸術選奨文部大臣賞)『蠣崎波響の生涯』(読売文学賞、日本芸術院賞)『私のフランス』など多数の著書と訳詩書がある。1997年に同没。

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