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サンタクロース少年の冒険

ライマン・フランク・ボーム/著 、畔柳和代/訳

605円(税込)

発売日:2019/11/28

  • 文庫

妖精の森に迷い込んだ赤ん坊が、サンタさんになるまでの物語。装幀は矢部太郎さん!

不死の妖精たちが暮らすバージーの森に、ある日突然赤ん坊が迷いこんだ! クロースと名付けられたその子どもはすくすくと成長するが、人間たちの厳しい暮らしぶりを見て森を出ることを決意。子どもたちに夢を与えるため、玩具作りを始めたクロースだが、世界には人間に嫌がらせをする怪物が跋扈していて……。『オズの魔法使い』の作者が子どもたちのために書いたクリスマス・プレゼント。

目次
第一部 
第1章 バージー
第2章 バージーの森の子
第3章 わが子とする
第4章 クロース
第5章 きこりおさ
第6章 クロース、人間を見出みいだ
第7章 クロース、森を去る
第二部 働きざかり
第1章 笑う谷
第2章 クロース、はじめてのおもちゃ作り
第3章 リル、おもちゃに色づけする
第4章 メイリーちゃん、おびえる
第5章 ベッシー・ブライスサム、笑う谷に来る
第6章 よこしまなオーグワたち
第7章 善と悪の大戦
第8章 「トナカイ」との最初の旅
第9章 「サンタクロース!」
第10章 クリスマスイブ
第11章 靴下くつしたがはじめて煙突のわきにつるされるまで
第12章 最初のクリスマスツリー
第三部 老いてのち
第1章 不死のマント
第2章 世界が古びてきたとき
第3章 サンタクロースのお手伝いたち
訳者あとがき

書誌情報

読み仮名 サンタクロースショウネンノボウケン
シリーズ名 Star Classics 名作新訳コレクション
装幀 矢部太郎/カバー装画、新潮社装幀室/デザイン
発行形態 文庫
判型 新潮文庫
頁数 240ページ
ISBN 978-4-10-218152-2
C-CODE 0197
整理番号 ホ-20-2
ジャンル 文学・評論
定価 605円

矢部太郎さんコメント動画

著者プロフィール

(1856-1919)ニューヨーク州生れ。病弱ながらも、父親が石油業界の成功者であったため、裕福で恵まれた環境に育つ。新聞記者、演劇、セールスマン、業界誌編集者などのさまざまな職業を経て、40代で童話の創作を始める。 1897年に発表した『散文のマザーグース』で注目され、1900年に発表した『オズの魔法使い』がベストセラーとなり大成功を収める。熱烈な読者の願いに応え、『オズ』の続編を20年間にわたり書き続け、全14巻を執筆した。そのほか、少年少女のための作品を数多く残した。

畔柳和代

クロヤナギ・カズヨ

1967年生れ。東京医科歯科大学教授。訳書にキャロル・エムシュウィラー『すべての終わりの始まり』、マーガレット・アトウッド『オリクスとクレイク』、ジョン・クロウリー『古代の遺物』(共訳)、バーネット『小公女』『秘密の花園』などがある。

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