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生贄の門

マネル・ロウレイロ/著 、宮崎真紀/訳

1,045円(税込)

発売日:2023/11/29

  • 文庫

息子の治療のため小村に移住した女性捜査官。彼女を待ち受ける恐るべき儀式犯罪とは?

巨石を連ねた建造物のそばに横たわる血まみれの若い娘。下腹部で組まれた手には、抉り取られた彼女自身の心臓が置かれていた……。儀式めいた惨殺事件を担当することになった捜査官ラケルの周囲で、次々と不穏な出来事が発生していく。闇からの囁き、少女の亡霊、蝋燭に照らし出される長衣姿の人々、そして、冥界の門――。スペイン本国でベストセラーを記録したサスペンス・ホラー、ついに日本上陸。

書誌情報

読み仮名 イケニエノモン
シリーズ名 新潮文庫
装幀 いとうあつき/カバー装画、新潮社装幀室/デザイン
発行形態 文庫
判型 新潮文庫
頁数 512ページ
ISBN 978-4-10-240371-6
C-CODE 0197
整理番号 ロ-19-1
定価 1,045円

著者プロフィール

1975年、スペイン・ガリシア地方のポンテベドラ生れ。作家、弁護士。ガリシア・テレビの番組司会やシナリオライターとして活躍。空いた時間にブログに書いたゾンビ小説Apocalipsis Z: El principio del finが反響を呼び、2007年の出版後ベストセラーとなる。その後もスリラーを中心に執筆をおこない、いずれもベストセラーに。邦訳に長篇第4作『最後の乗客』がある。

宮崎真紀

ミヤザキ・マキ

東京外国語大学外国語学部スペイン語学科卒業。スペイン語圏と英米の文学/ノンフィクション翻訳家。アルボル『終焉の日』、ポーラン『意識をゆさぶる植物 アヘン・カフェイン・メスカリンの可能性』、パルマ『怪物のゲーム』、ナバロ『兎の島』、エンリケス『寝煙草の危険』など、訳書多数。

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