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人生に無駄はない―私のスピリチュアル・ライフ―

江原啓之/著

1,430円(税込)

発売日:2008/02/29

  • 書籍

ただ愛を求めていました、本当の愛も知らずに――初めて綴る、波乱と感動の手記。

下町で育った少年時代、若き日の両親との死別、自らの霊能力との葛藤の日々、苦行だったカウンセリング……それはすべて、未熟な一人間が真理を悟るための得がたい経験でした。スピリチュアル・カウンセラー活動20周年を迎える著者が、自らのライフストーリーを通して、人の生きる道をやさしく指し示す。

目次
二十周年の節目――まえがきに代えて
第一章 人にもまれて育ちました
「愚者の道」を歩み来て/十代で世間の風にさらされる/人生を教えてくれた下町/山の手文化へのカルチャーショック/苦労したわりに「おぼこ」な理由/親の愛ほど大切なものはない/恩師に恵まれ続けて/遠まわりの末のよき出会い/出会う人の幅は自分自身の幅/経験と感動がすべて
第二章 両親の死が私に哲学させました
父のルーツをたどる旅/無口な父の生い立ち/母の寂しい子ども時代/スパルタ教育とエレガントなしつけ/スピリチュアリストだった母/信仰心は厚くても宗教は嫌い/この家に生まれたからこそ
第三章 世間の闇をとことん見ました
理解されない孤独/愛を知らずに愛を求めていた/世間は弱者に冷たい/闇を上手に遊ぶ生きかた
第四章 失恋もバネにしました
私を一番「磨いて」くれた経験/求めるばかりの「愛情乞い」/仕事をとるか、愛をとるか/平凡な幸せを選べなかった/この道に人生を捧げよう/愛情乞いからの卒業
第五章 妻はともに闘う同志です
霊視の映像に私がいた/とんとん拍子にゴールイン/なにごとにも動じない「鉄人」/夫婦で事務所を再スタート/結婚は「金山掘り」のようなもの/逆風が絆を強くする/失うたびに飛躍してきた/情のもろさは私の課題
特別番外編 江原啓之夫人インタビュー
「なんて大きな人だろう、と思いました」
第六章 カウンセリングは苦行でした
個人カウンセリング休止の理由/私自身に「使命感」はない/気負わないのは「お役目」だから/物質主義的価値観にとらわれた相談ばかり/小我を満たしてしまうジレンマ/相談予約日の恐怖/外出できないストレス/講座形式で真理を伝えよう/カウンセリングは対症療法にすぎない/それでも長年続けてきた理由
第七章 霊能力は失ってもかまいません
霊能力は二の次/あくまでも現世が主体/スピリチュアリズムは一種の哲学/忘れられないメッセージ/すべては必然
第八章 人生の地図を伝えるには計画が必要でした
メディアに出たのは「目的」のため/二冊の著書の手痛い教訓/三冊目での起死回生/より本質を語れるように/読者のおかげのベストセラー/心に「地図」があったから/パイオニアとしての喜びと苦労/出る杭は打たれるけれど/人間が好きだから
第九章 子どもが親にしてくれました
はじめから親という人はいない/育児マニュアルには頼れない/理想の父親でなくてもいい/食事の時間が絆を育む
第十章 部下はままならないものです
社員教育に奮闘中/放られて育った若者たち/育てる心のない社会/かわいそうなニートたち/一番の敵は「無知」/リーダーを渇望する若者たち/ホウ・レン・ソウ!/「ちゃぶ台おやじ」も楽じゃない/昔のお師匠さんのように/身にならない経験はない/いま必要なのは父性と母性
第十一章 病気が「けがの功名」となりました
虚弱体質だった子ども時代/病気はたましいの課題/胆石と声帯ポリープが教えてくれたこと/病気がくれたプレゼント/スピリチュアル・ヒーラーの役割/私の毎日の心がけ
第十二章 これからが本番です
二十年めの展望/後進を育てたい/スピリチュアリズムを福祉に生かしたい/理解ある医師たちとの出会い/医療従事者に発信したい/自分が幸せでないと人を幸せにできない/私にリタイアはありません
内観こそ人生――あとがきに代えて

書誌情報

読み仮名 ジンセイニムダハナイワタシノスピリチュアルライフ
発行形態 書籍
判型 四六判
頁数 236ページ
ISBN 978-4-10-305752-9
C-CODE 0095
ジャンル エッセー・随筆、ノンフィクション
定価 1,430円

著者プロフィール

江原啓之

エハラ・ヒロユキ

スピリチュアル・カウンセラー、オペラ歌手。1989年にスピリチュアリズム研究所を設立。出版、講演活動等を行うほか、CD『愛の詩』『幸せのみつけかた』などクラシック、ポップスの枠を超えた作品を発表し、スピリチュアル・アーティストとしても活躍中。著書に『幸運を引きよせるスピリチュアル・ブック』『人はなぜ生まれいかに生きるのか』『スピリチュアルな人生に目覚めるために』『トラウマ あなたが生まれてきた理由』『スピリチュアリズムを語る』などがある。

江原啓之公式サイト ※個人カウンセリング、お手紙などによるご相談はお受けしておりません。 (外部リンク)

江原啓之携帯サイト (外部リンク)

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