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雪夢往来

木内昇/著

2,200円(税込)

発売日:2024/12/16

  • 書籍
  • 電子書籍あり

書かねば、夢は終らない。名著『北越雪譜』、刊行に至る四十年の数奇な道。

江戸の人々に雪国の風物や綺談を教えたい。越後塩沢の縮仲買商・鈴木牧之が綴った雪話はほどなく山東京伝の目に留まり、出板に動き始めるも、板元や仲介者の事情に翻弄され続け――のちのベストセラー『北越雪譜』誕生までの長すぎる道のりを、京伝、弟・京山、馬琴の視点からも描き、書くことの本質を問う本格時代長篇。

書誌情報

読み仮名 セツムオウライ
装幀 鈴木牧之編撰・京山人百樹増修・京水百鶴画図『北越雪譜』図版より/装画、新潮社装幀室/装幀
雑誌から生まれた本 小説新潮から生まれた本
発行形態 書籍、電子書籍
判型 四六判変型
頁数 400ページ
ISBN 978-4-10-350957-8
C-CODE 0093
ジャンル 文芸作品
定価 2,200円
電子書籍 価格 2,200円
電子書籍 配信開始日 2024/12/16

著者プロフィール

木内昇

キウチ・ノボリ

1967年生まれ。出版社勤務を経て独立し、インタビュー誌「Spotting」を創刊。編集者・ライターとして活躍する一方、2004年『新選組 幕末の青嵐』で小説家デビュー。2008年に刊行した『茗荷谷の猫』が話題となり、早稲田大学坪内逍遙大賞奨励賞を受賞。2011年に『漂砂のうたう』で直木賞を受賞。2013年に刊行した『櫛挽道守』は中央公論文芸賞、柴田錬三郎賞、親鸞賞を受賞した。他の作品に『よこまち余話』『光炎の人』『球道恋々』『火影に咲く』『化物蝋燭』『万波を翔る』『占』『剛心』『かたばみ』『惣十郎浮世始末』など多数。

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