図書館を建てる、図書館で暮らす―本のための家づくり―
3,630円(税込)
発売日:2024/12/18
- 書籍
- 電子書籍あり
図書館に住みたい!
2019年末に建ちあがった、膨大な蔵書を収める家〈森の図書館〉。2人の施主が、普請のプロセスや、そこで過ごすなかで考えたことをつづり、デジタルだけでは実現できない、「本のある空間」の効用をさぐる。書架の写真はもちろん、建築家の寄稿や図面類も多数収録。蔵書と家と人との関係をめぐる実践的ドキュメント。
書誌情報
読み仮名 | トショカンヲタテルトショカンデクラスホンノタメノイエヅクリ |
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雑誌から生まれた本 | 芸術新潮から生まれた本 |
発行形態 | 書籍、電子書籍 |
判型 | A5判 |
頁数 | 224ページ |
ISBN | 978-4-10-355991-7 |
C-CODE | 0095 |
ジャンル | 文学・評論、ノンフィクション |
定価 | 3,630円 |
電子書籍 価格 | 3,630円 |
電子書籍 配信開始日 | 2024/12/18 |
著者プロフィール
橋本麻里
ハシモト・マリ
学芸プロデューサー、甘橘山美術館開館準備室室長、金沢工業大学客員教授。1972年、神奈川県生まれ。国際基督教大学教養学部卒業。草月出版に編集者として勤務したのち、フリー。雑誌等の編集・執筆、文化・芸術に関わるコンサルティング、ゲーム、舞台等の監修など、幅広い領域で活動。NHK中央放送番組審議会、国立美術館外部評価委員会(文化庁)、文化審議会文化施設部会(文化庁)をはじめ、各種委員を務める。著書に『橋本麻里の美術でたどる日本の歴史』全3巻(汐文社)、『京都で日本美術をみる【京都国立博物館】』(集英社クリエイティブ)、『かざる日本』(岩波書店)など。編著に『日本美術全集』第20巻(小学館)、『世界を変えた書物』(山本貴光著、小学館)など。展覧会企画に「末法/Apocalypse 失われた夢石庵コレクションを求めて」(細見美術館、2017年)、「北斎づくし」(東京ミッドタウン・ホール、2021年)、「KUMIHIMO: The Art of Japanese Silk Braiding by DOMYO」(JAPAN HOUSE 2021─2023年)など。
山本貴光
ヤマモト・タカミツ
文筆家、ゲーム作家、東京科学大学リベラルアーツ研究教育院教授、金沢工業大学客員教授、YouTubeチャンネル「哲学の劇場」を吉川浩満と主宰。1971年生まれ。慶應義塾大学環境情報学部卒業。コーエーでのゲーム開発を経て、教育や文筆に携わる。著書に『文体の科学』(新潮社)、『「百学連環」を読む』(三省堂)、『文学問題(F+f)+』(幻戯書房)、『投壜通信』(本の雑誌社)、『マルジナリアでつかまえて――書かずば読めぬの巻』、『マルジナリアでつかまえて2 世界でひとつの本になるの巻』(ともに本の雑誌社)、『文学のエコロジー』(講談社)など。共著に『脳がわかれば心がわかるか』(吉川浩満と、太田出版)、『人文的、あまりに人文的』(吉川浩満と、本の雑誌社)など。訳書にケイティ・サレン、エリック・ジマーマン『ルールズ・オブ・プレイ』全4巻(ニューゲームズオーダー)、DK社編『哲学ってなんだろう? 哲学の基本がわかる図鑑』(東京書籍)など。