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日本人は思想したか

吉本隆明/著 、梅原猛/著 、中沢新一/著

2,200円(税込)

発売日:1995/06/29

  • 書籍

和歌や物語、仏教から近代の思索まで、西欧とは違った形で展開した日本思想の意義と未来へ向けての可能性を、現在を代表する知性が徹底総括。知的興奮に満ちた一冊。

書誌情報

読み仮名 ニホンジンハシソウシタカ
発行形態 書籍
判型
頁数 256ページ
ISBN 978-4-10-377903-2
C-CODE 0010
ジャンル 哲学・思想、社会学
定価 2,200円

著者プロフィール

吉本隆明

ヨシモト・タカアキ

1924(大正13)年、東京・月島生れ。2003(平成15)年、『夏目漱石を読む』で小林秀雄賞受賞。文学、社会、政治からテレビ、料理、ネコの世話まであらゆる事象を扱う「思想界の巨人」。主な著書に『吉本隆明全詩集』『共同幻想論』『ハイ・イメージ論』『なぜ、猫とつきあうのか』『日本人は思想したか』『親鸞』『超「戦争論」』『超恋愛論』『日本語のゆくえ』など。

梅原猛

ウメハラ・タケシ

(1925-2019)1925年宮城県生まれ、哲学者。国際日本文化研究センター顧問。京都大学文学部哲学科卒業。立命館大学教授、京都市立芸術大学学長、国際日本文化研究センター所長などを歴任。縄文時代から近代までを視野におさめ、文学・歴史・宗教等を包括して日本文化の深層を解明する幾多の論考は〈梅原日本学〉と呼ばれる。著書に『隠された十字架一法隆寺論』、『葬られた王朝一古代出雲の謎を解く』、『親鸞「四つの謎」を解く』(以上すべて新潮社)など多数。

中沢新一

ナカザワ・シンイチ

1950年山梨県生まれ。思想家・人類学者。東京大学大学院人文科学研究科博士課程満期退学。インド・ネパールでチベット仏教を学ぶ。帰国後、人類の思考全域を視野に入れた新しい知のあり方を提唱。人類学のみならず、歴史、哲学、民俗学、経済学、自然科学の分野にまたがる広汎な研究に従事する。中央大学教授、多摩美術大学芸術人類学研究所所長、明治大学野生の科学研究所所長などを歴任。著書に『チベットのモーツァルト』『雪片曲線論』『イコノソフィア 聖画十講』『東方的』『森のバロック』『三万年の死の教え』『純粋な自然の贈与』『フィロソフィア・ヤポニカ』『緑の資本論』『カイエ・ソバージュ』『精霊の王』『アースダイバー』『熊楠の星の時間』『レンマ学』など多数。

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