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ハプスブルク物語

池内紀/著 、南川三治郎/著

1,650円(税込)

発売日:1993/01/29

  • 書籍

ウィーンの都を中心にヨーロッパに君臨した、ある王家の栄光と悲哀の物語。

ウィーンの都を中心にヨーロッパに君臨したハプスブルク家。この栄光と悲哀につつまれた王家の支配は、七百年近くにわたり脈々と続いた。マリー・アントワネットの母として知られる偉大なる女帝マリア・テレジアや、悲劇の皇妃エリーザベトなどの生涯をたどりながら、ハプスブルク家の興亡の地をつぶさに訪ね歩く。

目次
A・E・I・O・U
ハプスブルク紳士録
王宮宝物館
インスブルック・秋
ある修道院物語
ウィーン・カフェ夜話
マイヤーリング・冬
ドナウに沿って
ハプスブルクの輝ける宝石 ウィーン
ハプスブルクの偉大なる女帝 マリア・テレジア
黄昏のハプスブルクを彩る薄幸の皇妃 エリーザベト

書誌情報

読み仮名 ハプスブルクモノガタリ
シリーズ名 とんぼの本
発行形態 書籍
判型 B5判変型
頁数 120ページ
ISBN 978-4-10-602012-4
C-CODE 0322
ジャンル 世界史
定価 1,650円

著者プロフィール

池内紀

イケウチ・オサム

1940(昭和15)年兵庫県姫路市生れ。ドイツ文学者。翻訳、評論をはじめ、エッセイ、人物列伝、演芸・歌舞伎論など、執筆範囲は多岐にわたる。訳書に『カフカ短篇集』、『ファウスト』(毎日出版文化賞)、著書に『二列目の人生』、『恩地孝四郎』(読売文学賞)、『海山のあいだ』(講談社エッセイ賞)などがある。

南川三治郎

ミナミカワ・サンジロウ

1945年三重県生まれ。1966年東京写真大学を卒業し、大宅壮一東京マスコミ塾の第一期塾生となる。シャガール、ダリ、ミロなどのアトリエを紹介した『アトリエの巨匠たち』(朝日ソノラマ)で日本写真協会新人賞を受賞。その他の写真集に『景徳鎮の焼もの』(美術出版社) 『アトリエの画家たち』(朝日新聞社) 『推理作家の発想工房』(文藝春秋) 〈とんぼの本〉シリーズに『グリム童話のふるさと』『パリ オルセ美術館と印象派の旅』、池内紀氏との共著で『世紀末ウィーンを歩く』(新潮社)などがある。1986年、日本写真協会年度賞を受賞。

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