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剣に生き剣に死んだ隊士たちの軌跡、そして小説に描かれた美しき風景とは……。

司馬遼太郎が描いた「新選組」の風景

司馬遼太郎/著

1,430円(税込)

本の仕様

発売日:2003/12/22

読み仮名 シバリョウタロウガエガイタシンセングミノフウケイ
シリーズ名 とんぼの本
発行形態 書籍
判型 A5判
頁数 127ページ
ISBN 978-4-10-602110-7
C-CODE 0321
ジャンル 文学賞受賞作家、ノンフィクション、日本史
定価 1,430円

武術さかんなる故郷・多摩より、華やかなりし血風の京の都へ、さらには極寒の蝦夷地で迎えた悲劇的結末。あの名作『燃えよ剣』『新選組血風録』の舞台を辿る。小説の興奮が、美しいビジュアルと共によみがえる。はたして司馬遼太郎は、若き隊士たちの世界をいかに描き出したのか? 作家が残した「新選組」関連エッセイも収録。

著者プロフィール

司馬遼太郎 シバ・リョウタロウ

(1923-1996)大阪市生れ。大阪外語学校蒙古語科卒。産経新聞文化部に勤めていた1960(昭和35)年、『梟の城』で直木賞受賞。以後、歴史小説を一新する話題作を続々と発表。1966年に『竜馬がゆく』『国盗り物語』で菊池寛賞を受賞したのを始め、数々の賞を受賞。1993(平成5)年には文化勲章を受章。“司馬史観”とよばれる自在で明晰な歴史の見方が絶大な信頼をあつめるなか、1971年開始の『街道をゆく』などの連載半ばにして急逝。享年72。『司馬遼太郎全集』(全68巻)がある。

目次


新選組の屯所となっていた壬生の八木邸の一室(京都市)。この部屋で芹沢鴨は斬られた。


北海道の松前城。蝦夷地へ着いた土方らは、この城を攻め落とした。 撮影:木村智哉(3点とも)
第一章──故郷、多摩より
バラガキ、歳三
決闘! 分倍河原
浪士組、旗揚げ

◆司馬遼太郎が考えたこと
【その一】土方歳三の家
【その二】新選組の故郷
第二章──血風の京の都
結成! 新選組
最初の粛清
池田屋、討入り
歳三、遊郭にて
沖田総司の恋
伊東甲子太郎、斬殺

第三章──京からの敗走
近藤、狙撃さる
鳥羽伏見、敗れる

◆司馬遼太郎が考えたこと
【その三】竜馬の死
近藤、沖田死す
第四章──終焉の蝦夷地
◆司馬遼太郎が考えたこと
【その四】函館──維新こぼれ話

松前城、略取
歳三の最期

◆司馬遼太郎が考えたこと
【その五】五稜郭百年
【その六】開陽丸

担当編集者のひとこと

司馬遼太郎が描いた「新選組」の風景

 堂々たる風格を持つ近藤勇、組織をまとめあげた切れ者・土方歳三、眉目秀麗なる剣士・沖田総司……。新選組の物語といえば、映画や舞台から漫画の世界に至るまで、ほぼこのイメージを踏襲した形で描かれることが多い。では、いま我々が抱いている新選組像は、どのように形づくられていったのか? その答えは、司馬遼太郎さんの名作『燃えよ剣』と『新選組血風録』のなかにある。わかりやすく言えば、この2作に描かれた近藤像や土方像や沖田像が、そのまま現代日本人の抱いている新選組のイメージとなっているのである。 今回『司馬遼太郎が描いた「新選組」の風景』を制作するにあたり、カメラマンの木村智哉氏とともに、『燃えよ剣』『新選組血風録』のふたつの小説を手に、東京・多摩地区、京都、函館と旅してきた。近藤や土方が生まれ育った頃には自然豊かな農村地帯であったはずの武州多摩は、現在は広大な住宅地に変わっている。が、ここには、土方の生家がいまも残り(場所は移転しているが)、その子孫が生活を営んでいる。京の都も、100年以上のときを経てすっかり様変わりしてはいるけれども、隊士たちの屯営となっていた壬生郷には、当時の建物が数多く残っていた。柱に残された生々しい刀傷も目にした。
 司馬さんが、小説執筆にあたり膨大な史料を丹念に調査していったことはよく知られている。しかし、それだけでなく、ご自身が実際に各地を訪ねてまわり、さらにイマジネーションを膨らませる作業も怠らなかったという。この本では、われわれの新選組像の原型となっている“司馬さんが描き出した新選組の世界” を、司馬さんの文章と美しく迫力あふれる写真で再現していった。
 また、司馬さんが残された新選組に関する秘蔵エッセイも6編収録した。ぜひお楽しみに。



土方歳三の生家(東京都日野市)。
左側の竹は歳三が植えたと伝えられている。

2016/04/27

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