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逸脱の美、異端の香りを求めて、シブサワ的驚異のイタリアを歩く。

澁澤龍彦のイタリア紀行

澁澤龍彦/著 、澁澤龍子/著 、小川熙/著

1,620円(税込)

本の仕様

発売日:2007/09/25

読み仮名 シブサワタツヒコノイタリアキコウ
シリーズ名 とんぼの本
発行形態 書籍
判型 A5判
頁数 127ページ
ISBN 978-4-10-602161-9
C-CODE 0395
ジャンル 歴史・地理・旅行記
定価 1,620円

理想の島イゾラ・ベッラからフローラ咲き誇るプーリア地方まで、奇想の作家が憧れ、愛した27の町へ。怪物庭園、貴族のヴィッラ、不思議な城、エロティックな彫像、異色の画家たちが待っている。お気に入りの美味や七〇年代当時のポートレイトも満載。本人の言葉と同行した妻、友人の証言で辿る、偏愛的・耽美的・刺激的イタリア案内!

著者プロフィール

澁澤龍彦 シブサワ・タツヒコ

(1928-1987)東京生まれ。本名龍雄。作家、翻訳家。東京大学文学部フランス文学科卒業後、マルキ・ド・サドやジャン・コクトーらの著作を翻訳するかたわら、美術評論や中世の悪魔学などのエッセイ、独自の幻想小説など、幅広いジャンルで旺盛な執筆活動を展開した。著作や翻訳は『澁澤龍彦全集』(全22巻・別巻2)、『澁澤龍彦翻訳全集』(全15巻・別巻1)、ともに河出書房新社)に収録されている。

澁澤龍子 シブサワ・リュウコ

1940年、鎌倉生まれ。エッセイスト。1968年、「芸術新潮」の編集者として澁澤龍彦に出会い、翌年に結婚。1970年新婚旅行を兼ねてヨーロッパ旅行。合計4度の西欧への旅に同行した。また京都をはじめ国内各地もともにめぐり歩き、小説や随筆の題材を提供するなど、作家澁澤龍彦を支え続けた。著書に『澁澤龍彦との日々』(白水社 2005)など。

小川熙 オガワ・ヒロシ

1930年、東京生まれ。美術評論家。東京大学文学部美学美術史学科卒。「芸術新潮」編集部勤務を経て1967~1968年度イタリア政府給費留学生としてイタリアに渡り、ローマ大学文学部聴講生となる。のち1979年までローマ滞在。1988~2000年まで中部大学国際関係学部教授。著書に『地中海美術の旅』(新潮選書 1985)、『イタリア12小都市物語』(里文出版 2007)など。

目次


1974年5月、プーリア地方の町アルベロベッロでの澁澤


ティヴォリのヴィッラ・デステにて、“エフェソスのアルテミス”


ボマルツォの怪物庭園にて、巨大な人喰い鬼の首

1970年、書斎派が世界へ飛び出した。
「もう一度、イタリアに行きたいね」 文・澁澤龍子
異色画家たちとの邂逅[北・中部イタリア] 文・小川熙
美しきフローラを求めて[南イタリア] 文・小川熙
ボマルツォ怪物紀行
マッジョーレ湖
イゾラ・ベッラ Isola Bella
ヴェネツィアとその近郊の町
ヴェネツィア Venezia
トルチェッロ Torcello
マルコンテンタ、パードヴァ Malcontenta, Padova
ヴィチェンツァ、マントヴァ Vicenza, Mantova
フィレンツェとその近郊の町
フィレンツェ Firenze
アレッツォ Arezzo
シエーナ Siena
ラヴェンナ Ravenna
プーリア紀行
カステル・デル・モンテ Castel del Monte
アルベロベッロ Alberobello
グロッタリエ Grottaglie
ターラント Taranto
ローマとその近郊の町
ローマ Roma
ティヴォリ Tivoli
スビアーコ Subiaco
オルヴィエート Orvieto
ブラッチャーノ Bracciano
ナポリとその近郊の町
ラヴェッロ Ravello
ナポリ Napoli
イスキア Ischia
カゼルタ Caserta
シチリア
パレルモ Palermo
バゲリア Bagheria
シブサワ絵葉書コレクション〈ヴェネツィア〉
シブサワ絵葉書コレクション〈フィレンツェ〉
シブサワ絵葉書コレクション〈ローマ〉
澁澤龍彦略年譜

担当編集者のひとこと

澁澤龍彦のイタリア紀行

 澁澤龍彦(1928-87)は、コクトーやサド文学を広く日本に紹介した翻訳者として、また、美術評論や奇想小説を綴った文学者として知られています。今年、没後20年を記念して各地で〈澁澤龍彦 幻想美術館展〉が開催されておりますが、往年のファンばかりか、若い人の多さに眼を見張ります。やはり澁澤ファンは、時代を越えても健在! と力を得ています。 澁澤は独自の美意識を徹底して貫いた、今日稀有な博覧強記とも言えます。膨大な書物に囲まれて書斎派を自認していたのですが、1970年を境に世界への旅を開始。欧州各地やイスラム圏、日本国内も旺盛に歩き回り、絵画や建築、庭園など、自らのテーマを「確認」し、さらに好奇心の翼を広げていったのです。
 なかでも最も好きだったのはイタリアでした。本書では、理想の島イゾラ・ベッラから、フローラ咲き誇るプーリアの村まで、彼が憧れ、愛した27の町を紹介します。怪物庭園や貴族のヴィッラ、不思議な城、異色の画家たちなど、澁澤ならではの異端の香り、逸脱の美をたっぷり展開し、さらに、お気に入りの美味や1970年代当時のポートレイトも満載。本人の言葉と同行した妻、友人の証言で辿る、偏愛的・耽美的・刺激的イタリア案内となっています。澁澤ファンはもちろんのこと、イタリア好きにもたまらない一冊となるはずです。

2016/04/27

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