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荒木経惟 トーキョー・アルキ

荒木経惟/著

1,650円(税込)

発売日:2009/06/25

書誌情報

読み仮名 アラキノブヨシトーキョーアルキ
シリーズ名 とんぼの本
発行形態 書籍
判型 A5判
頁数 159ページ
ISBN 978-4-10-602189-3
C-CODE 0372
ジャンル 写真集・写真家、画家・写真家・建築家
定価 1,650円

国民的写真家アラーキーが、こよなく愛する街・東京を歩く!

高層ビルの谷間で、下町の路地裏で、山の手の住宅街で――アラーキーが歩けば、そこには夢と幸福が待っている。美女との出会い、昭和レトロの再発見、いつの時代も変わらない子供たちの笑顔。「女はすべてすばらしい。街もすべてすばらしい」。散歩と路上写真の極意を名ショットと名言で綴る、かつてない東京案内。

目次

谷中の路地。「路地のラビリンスにどんどん迷い込んでいく」


西荻の食堂。「いつか、この街には住んでみたいナー」


雨の下北沢。「この踏み切りは俺の好きな場所。踏み切りや信号を待っている時って、人生が表われるね」

南青山・六本木
銀座
西新宿
本郷
佃島
月島
日比谷公園
谷中・根津・千駄木
向島
西荻窪
成城
渋谷
下北沢
湯島
雑司が谷
品川
東新宿

自写像に寄せて、そして終わりに。
アラーキーのトーキョー・アルキ全マップ

「街が撮って、っていうからシャッターを押すんだ」

「街が撮って、っていうからシャッターを押すんだ」
本郷で、一輪車のナミちゃんに導かれて……。「生まれも育ちも本郷だって? よ~し、今日はとことんついて行くゾー!」
佃島にて。「高層ビルは都会の男根であり、墓標である」

担当編集者のひとこと

荒木経惟 トーキョー・アルキ

 荒木さんの「トーキョー・アルキ」に何度かお供させていただきました。
 毎回、スタイリッシュかつ個性溢れるジャケットに、オリジナル1点もののTシャツ(ご自身の作品がプリントされたもの)、首にはカメラという出で立ち。目立ちます。時折、道行く人と言葉を交わしつつ、ふらふらと歩くうち、これは! という被写体に出会うと、歩調が急加速。ついていくのが大変です。

 そして驚いたのは(当然といえば当然なのですが)、荒木さんが東京のどの街にもとっても詳しくて、しかもそれぞれの場所に彼の「物語」があること。ノスタルジックな思い出の物語だけじゃありません。現在進行形です。歩いていると、何かに出会って、何かが起こってしまうのです。さすが、天才アラーキー!
 銀座の街角で知り合った女の子がきっかけで「トーキョー美女アルキ」が始まったり、雨のそぼふる渋谷でカップルを追跡したり、向島では不朽の名作『さっちん』を彷彿させる元気な子供たちに遭遇したり。ふだん、時間にばかり追われてなにげなく通り過ぎている街に、こんなにもたくさんの物語があって、そして、私たち自身もその物語の一部なんだ、ということを、荒木さんに教わった気がします。
 東京を愛する人はもちろん、街を愛する人、人を愛する人に、ぜひ手にとっていただきたい本です。

2016/06/09

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著者プロフィール

荒木経惟

アラキ・ノブヨシ

1940年東京都台東区三ノ輪に生まれる。1963年、千葉大学工学部写真印刷工学科卒業。同年、(株)電通に入社。1964年、「さっちん」で第1回太陽賞受賞。1971年、電通に勤めていた青木陽子と結婚、新婚旅行を撮影した『センチメンタルな旅』を限定1000部で自費出版。1972年よりフリーに。以来、妻・陽子との生活や東京の情景、過激なヌード作品などを次々に発表。写真界のみならず社会をも揺るがす「天才アラーキー」として広く認知されるようになった。欧米では「グラン・マエストロ」(大巨匠)と称され高い評価を受ける。2008年、オーストリア政府より科学・芸術勲章受章。また2002年より日本全国の人たちの肖像写真を撮影する「日本人ノ顔」プロジェクトを続けている。主な展覧会は「Tokyo Comedy」(セセッション、ウィーン/1997年)、「センチメンタルな写真、人生。」(東京都現代美術館/1999年)、「ARAKI:Self,Life,Death」(バービカン・アート・ギャラリー、ロンドン/2005年)、「東京人生 東京人生、写真人生、Aノ人生」(江戸東京博物館/2006年)ほか。主な著書に『さっちん』『センチメンタルな旅・冬の旅』『荒木経惟 トーキョー・アルキ』(すべて新潮社)、『愛しのチロ』(平凡社)、『空』『東京ゼンリツセンガン』(すべてワイズ出版)、『広島ノ顔』(荒木経惟「日本人ノ顔」プロジェクト)、“ARAKI”(Taschen)、“ARAKI:Self,Life,Death”(Phaidon)などがある。

公式ホームページ (外部リンク)

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