向田邦子 おしゃれの流儀
1,760円(税込)
発売日:2015/05/29
- 書籍
その装いには独自のスタイルがありました。
時には自ら作り、時には背伸びして高価な服を手に入れ、自分らしいファッションスタイルを選び取る。そのセンスと美学は人生すべてに通じていた。よそゆきから普段着、“勝負服”まで、残された衣装の中から約200着をポートレートやエッセイとともに紹介。没後30余年を経ていまもファンの心をつかむ向田邦子の魅力と装い術に迫る。
目次
おしゃれ上手――向田邦子さんの装い
おしゃれの流儀
おしゃれの流儀
1 いいもの好き
2 基本に忠実
3 自分に似合うもの
4 黒、グレー、ベージュ、白――ベーシックカラーを着こなしの基本におく
5 組み合わせとバランス
2 基本に忠実
3 自分に似合うもの
4 黒、グレー、ベージュ、白――ベーシックカラーを着こなしの基本におく
5 組み合わせとバランス
向田邦子ファッション図鑑
ここ一番のよそゆき
スーツ
晴れ舞台の装い
ワンピース
コート
バッグとシューズ
普段着の華やぎ
お気に入りは買い占め
シャツ
インナーで遊ぶ
自宅でも海外でも定番チュニック
夏服、百花繚乱
いざ、勝負服
スーツ
晴れ舞台の装い
ワンピース
コート
バッグとシューズ
普段着の華やぎ
お気に入りは買い占め
シャツ
インナーで遊ぶ
自宅でも海外でも定番チュニック
夏服、百花繚乱
いざ、勝負服
姉らしさ――受け継いだ服が語るもの 向田和子
1 やっぱり基調は黒
2 スカーフは表情も気持ちも変える小道具
3 差し色は緑
4 切っても切れない柄がある
5 とにかく軽くて動きやすい
古びない「当たり前」
和子さんが選ぶ、忘れられない服 ベスト5
最後の服 ツーピース
2 スカーフは表情も気持ちも変える小道具
3 差し色は緑
4 切っても切れない柄がある
5 とにかく軽くて動きやすい
古びない「当たり前」
和子さんが選ぶ、忘れられない服 ベスト5
最後の服 ツーピース
装いについて――向田邦子のエッセイを読む
黄色い服/革の服/「さよならパリ」の二つの世代/勝負服/「エリザベス」のおはなし
着ることへの意欲と勘の良さ 原由美子(スタイリスト/ファッションディレクター)
「ひとつ」を選ぶ――向田さんと私 篠崎絵里子(脚本家)
「ひとつ」を選ぶ――向田さんと私 篠崎絵里子(脚本家)
〈コラム〉 1 センスのよさは手と目から/ 2 「ルネ」のスーツ/ 3 帽子あれこれ/ 4 旅のおとも/ 5 向田家伝来「エリザベス」
〈年譜〉向田邦子、五十一年の歩み
向田邦子が愛した土地で触れる、向田邦子の世界 かごしま近代文学館
〈年譜〉向田邦子、五十一年の歩み
向田邦子が愛した土地で触れる、向田邦子の世界 かごしま近代文学館
書誌情報
読み仮名 | ムコウダクニコオシャレノリュウギ |
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シリーズ名 | とんぼの本 |
発行形態 | 書籍 |
判型 | B5判変型 |
頁数 | 128ページ |
ISBN | 978-4-10-602259-3 |
C-CODE | 0395 |
ジャンル | ノンフィクション |
定価 | 1,760円 |
著者プロフィール
向田和子
ムコウダ・カズコ
1938年、東京生まれ。長姉の邦子とは9つ違い。1978年、邦子とともに東京赤坂に惣菜・酒の店「ままや」を開店(1998年に閉店)。著書に『かけがえのない賭り物 ままやと姉・邦子』『向田邦子の青春』(ともに文藝春秋)、『向田邦子の恋文』(新潮社)等がある。
かごしま近代文学館
カゴシマキンダイブンガクカン
1998年に開館し、鹿児島にゆかりのある作家や作品を紹介。館内の一角に向田邦子のコーナーを常設し、向田家から寄贈された直筆原稿や愛用の衣服など遺品9,500点を収蔵し、企画展も開催している。
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