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今こそ、読むべし! 百年以上も前、彼は資本主義の行く末を予見していた。

マックス・ヴェーバー物語―二十世紀を見抜いた男―

長部日出雄/著

1,728円(税込)

本の仕様

発売日:2008/05/23

読み仮名 マックスヴェーバーモノガタリニジッセイキヲミヌイタオトコ
シリーズ名 新潮選書
発行形態 書籍
判型 四六判変型
頁数 442ページ
ISBN 978-4-10-603608-8
C-CODE 0323
ジャンル 文学賞受賞作家、ノンフィクション、経済学・経済事情
定価 1,728円

厳しい学究生活を経て、ヴェーバーは『プロテスタンティズムの倫理と資本主義の精神』を著した。経済と文化が発展した末に「精神のない専門人、心情のない享楽人」が跋扈する。二十世紀とは何だったのか? 今日の混迷する世界の難問を解く鍵は? ドイツの偉大な哲人の生涯を丹念に辿り、その壮大な思想を読み解く評伝。選書版で登場。

著者プロフィール

長部日出雄 オサベ・ヒデオ

1934(昭和9)年、青森県生れ。新聞社勤務を経て、TV番組の構成、ルポルタージュ、映画評論の執筆等に携わる。1973年『津軽世去れ節』『津軽じょんから節』で直木賞、1980年『鬼が来た 棟方志功伝』で芸術選奨、1987年『見知らぬ戦場』で新田次郎文学賞を受賞。おもな著書に『密使 支倉常長』、太宰治を描いた『辻音楽師の唄』『桜桃とキリスト』、『反時代的教養主義のすすめ』などがある。

目次


強力なる官僚と無力なる議会
日本の仏教を洞察した西欧の眼
ハイデルベルクの決闘学生
シュトラスブルクの新兵訓練
ビスマルクへの疑問
「プロイセン」と日本の運命
明治憲法とドイツ憲法学
ゲッティンゲンの猛勉強
司法書記官試補の悪戦苦闘
上級官吏試補の愛と苦悩
新進教授の夜明け前
教授就任講演の大反響
学問と政治の迫間で
オイディプスの悲劇
深まる地獄の季節
「修道院」に見た資本主義の原型
研ぎ澄まされる「方法論」の刃
二十一世紀の進路を示す傑作
M・ヴェーバー アメリカを行く
資本主義という「運命」
あとがき
文庫版あとがき
「新潮選書」あとがき

まとめテーマでくくる 本選びのヒント

担当編集者のひとこと

今こそ、マックス・ヴェーバーを読むべし!

「本書が学生時代にあったら……」私はまずそう思いました。著者はヴェーバーの勉強をしたいと思って大学進学をしたそうです。私も学生時代(うん十年前)にヴェーバーは擦(かす)っていて、「精神のない専門人、心情のない享楽人」というフレーズや、官僚制が問題を引き起こすこと等は頭の隅に残っていました。
 ヴェーバーは百年以上も前に、資本主義の行く末を、そして社会主義の運命をも予見していました。このヴェーバーの思想の中に、今日の混迷する世界の難問を解く鍵があるのではないか……と著者は考えています。本書は、ヴェーバーがなぜ二十世紀を鋭く見抜くことができたのかを知るために、彼の生涯を、彼の両親の育った家庭まで遡って丹念に辿った評伝大作、ヴェーバーを身近に感じさせる本です。
 その生い立ちと厳しい学究生活の結果、あの名著『プロテスタンティズムの倫理と資本主義の精神』が誕生したと知っていたら、学生時代にヴェーバーの著作をもっとしっかり読んでみることになり、もしかすると、私の人生は違っていたかもしれません。

2016/04/27

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