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クロスプレーでカツラが舞った! トイレ行きたさに「ゲームセット」、激怒するファンからの脱出劇、球団の圧力でクビ? これぞプロ野球裏面史。

審判は見た!

織田淳太郎/著

748円(税込)

本の仕様

発売日:2003/08/20

読み仮名 シンパンハミタ
シリーズ名 新潮新書
発行形態 新書、電子書籍
判型 新潮新書
頁数 207ページ
ISBN 978-4-10-610028-4
C-CODE 0275
整理番号 28
ジャンル スポーツ
定価 748円
電子書籍 価格 660円
電子書籍 配信開始日 2012/05/25

緊迫のクロスプレーで宙を舞ったカツラ、トイレ行きたさに「ゲームセット」、激怒する観客の包囲網からの脱出劇、果ては監督・オーナーとの駆け引きまで──。近年頻発する誤審騒動の度ごとにクローズアップされるプロ野球審判の存在。ジャッジは正しくて当たり前、ひとたび間違えれば、選手からはどつかれ、熱狂的ファンには命さえ脅かされる因果な商売。威厳と珍事の狭間で、審判が垣間見たプロ野球裏面史とは!?

著者プロフィール

織田淳太郎 オダ・ジュンタロウ

1957(昭和32)年北海道生まれ。本格派スポーツライターとして活躍中。最近はノンフィクション作品以外に、小説の執筆も手掛けている。著書に『巨人軍に葬られた男たち』(新潮文庫)、『捕手論』『コーチ論』(光文社新書)、『ジャッジメント』(中央公論新社)など。

目次

はじめに 頻発する誤審騒動
第一章 審判失格
決死の大脱出
暴動を招いた「判定変更」
怒りの標的は審判団
審判団の護衛は暴力団
連綿と続く判定トラブル
全てを台無しにした回し蹴り
「俺がルールブックだ!」の真相
写真の方が間違っている
「Oボール」、「Nボール」
膨大な野球規則
高度なジャッジフォーメーション
試合の番人
監督との駆け引き
第二章 プロ野球審判という職業
初適用された「二十秒ルール」
反感を買ったオーバーアクション
いじめで辞めた名物審判
大多数はプロ野球出身者
重要なのは動体視力
契約を左右する評定表
最高年俸は一千八百万円
日米の相違は「権威」
「使用人は黙っとれ!」
第三章 審判残酷物語
球団の圧力でクビ?
「一試合で一週間は寿命が縮む」
たった二カ月で帰国した3A審判
暴力行為は日常茶飯事
暴力団顔負けの「横浜事件」
理不尽な処分
第四章 ジャッジは不変か
江川の恋人、掛布の愛人
皆が嫌がった野茂のジャッジ
「ハガキ一枚外れていた」
個性的なパ・リーグ審判
ジャッジを左右する捕手の技量
お互いがお互いを育てる
第五章 マスクと共にカツラが飛んだ!
トイレか王貞治か
トイレ行きたさに「ゲームセット」
遊び心の犠牲者たち
威厳のウラで珍事続出
マスクと共にカツラが飛んだ!
あとがき

主要参考文献リスト

蘊蓄倉庫

掛布の愛人??

「僕は明日から甲子園に戻るけど、三浦さんは?」
「俺は明日もここだよ。後楽園に残る」
「しばらく会えないんだね。じゃ、いつもより長く僕を抱いてよ。もしかしたら、三日間ぐらいは効力が続くかもしれないから」
 何とも艶かしい会話ですが、「三浦さん」とはセ・リーグ審判員だった三浦真一郎のこと。で「抱いて」と迫っているのは、ミスタータイガース、そうあの掛布雅之なのです。
 念のため断っておくと、この二人けっしてホモではありません。では一体……?
 三浦氏いわく、「試合前に掛布とふざけて抱き合ったら、いいジャッジができた」。片や掛布氏も「三浦さんの体に触ったときは、よくホームランを打った」。
 ゲンを担ぐ勝負師は多いですが、にしてもよく続けていたものです……こんなこと。

掲載:2003年8月25日

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