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人生最大のスパイス! 将棋界の異才が伝授する小バクチの楽しみと奥義。

小博打のススメ

先崎学/著

748円(税込)

本の仕様

発売日:2003/10/22

読み仮名 コバクチノススメ
シリーズ名 新潮新書
発行形態 新書、電子書籍
判型 新潮新書
頁数 190ページ
ISBN 978-4-10-610038-3
C-CODE 0276
整理番号 38
ジャンル 趣味・実用、芸能・エンターテインメント
定価 748円
電子書籍 価格 660円
電子書籍 配信開始日 2012/06/29

ゲームに少しだけ何かを賭ける、それだけで勝負事は何十倍も白熱するもの。天才棋士と称される一方で、中学生の頃から“小博打”に親しみ、負けることのなかったという著者。その達人が、実体験を基に賭け事の妙味を教えます――。麻雀は、その奥深さから上達の極意まで、簡単に異次元空間にはまれるチンチロリン、隠語から花札の絵柄まで風流と知恵が詰まった“おいちょかぶ”、裏文化が生んだ最高傑作の手本引き……。

著者プロフィール

先崎学 センザキ・マナブ

1970(昭和45)年青森県生まれ。A級八段の棋士。小学4年から米長邦雄永世棋聖に入門。中学時代から天才棋士と騒がれる。一方で、博打の妙味も知り、その達人に。文章もよくし、『フフフの歩』など著書多数。「週刊文春」にて『先ちゃんの浮いたり沈んだり』を連載中。

目次

まえがき
1 麻雀
ギャンブルの王道といえば麻雀、その奥深さから上達の極意まで。面子が三人しかいない……そんな時はサンマ、思わずハマる面白さ。
2 サイコロ博打
丼とサイコロ、それだけでディープな世界に浸れますチンチロリン。たぬき・きつね・ちょぼいち、可愛い名とは裏腹にオカルトの怖さ。
3 カードゲーム
熱くなって家屋敷まで取られた者も……、ポーカーは危いゲーム。博打性は天下一品、オール、故・阿佐田哲也も好んだ通の御用達。
4 おいちょかぶ
「おいちょ」は八、「かぶ」は九の符牒、隠語から花札の絵柄まで、古来から伝わるこの賭け事は、日本人の風流と知恵が詰まっている。
5 手本引き
「飲む、打つ、買う」、遊びを尽くした果て、最後に行き着く終着駅、かつて「その筋のヒト」が血道を上げた、裏文化が残す最高傑作。
6 カジノ
「健全な大人の社交場」これほど愉快な所なのに日本には未だない、ブラックジャックにルーレット、バカラ、マカオで人気の大小。
7 将棋
いうまでもなく将棋は博打ではない、ゲームである。でもゲームに少しだけ何かを賭ける……、それだけで勝負事は何十倍も白熱する。
あとがき

担当編集者のひとこと

無頼派? 天才棋士が伝授する人生最大の愉しみ

“バクチ”などとおどろおどろしくタイトルに謳っていますが、本書の著者、先崎学氏は決して筋金入りの博徒などではありませんので、念のため!
 先崎氏は、A級八段の将棋指し。10歳で米長邦雄九段(当時)に入門し、中学時代には“天才”の名をほしいままとした人物です。同年代の羽生善治氏とは、若い頃から実力の拮抗する間柄としてよく話題に上ってきました。
 ただ同じ天才棋士でも、彼の場合、羽生氏とは大きく違うところがありました。キャラクターが非常にユニーク……、というか“無頼派”“不良”で鳴らした人物だったのです。中学生の頃から「飲む」はもちろん、「買う」「打つ」といった遊びにまで手を染めていたのでした。 特に、抜群の頭のよさで、ゲーム性のある、賭け事には絶対の自信を持っていたとか。中学生の分際で、雀荘やギャンブル場に出入りし、大人を負かしていたというから、驚きです。
 そんなゲームの天才が、自身の実体験を基に、博打の妙味を教えてくれるのが本書。
 例えば、麻雀は、その奥深さから上達の極意まで。簡単に異次元空間にトリップできるチンチロリン、際限なく熱くなってしまうポーカーの魔力、隠語から花札の絵柄まで日本人の風流と知恵が詰まったおいちょかぶ等など。さらには、賭博の終着駅、裏文化の生んだ最高傑作の手本引きについて。そして、あえて将棋についても……。
 博打というと、どこか後ろめたいイメージがつきまとうもの。もちろん身を滅ぼすような賭け事はご法度です。そうではない、ちょっとした勝負事に少しだけ何かを賭ける、それだけでゲームは何十倍も白熱し、面白くなる――。それが人生最大の愉しみ、“小バクチ”のススメです。

2003年10月刊より

2003/10/22

蘊蓄倉庫

裏文化の最高傑作「手本引き」を知っていますか?

 将棋界の異才にしてゲームの達人――、そんな著者が、麻雀はじめ、チンチロリン、ポーカー、おいちょかぶ……と「愉しみとしてのギャンブル」を伝授するのが本書です。
 さて、本書では数あるギャンブルが出てきますが、中でも“裏文化の生んだ最高傑作”といって紹介するゲームがあります。手本引き、です。よく仁侠映画などで、女優の藤(現・富司)純子さんの「入ります」との台詞で博徒たちが張り出す賭場のシーンを見かけますが、正にあれ。二つのサイコロを壷で振る“丁半博打”も有名ですが、そちらはいわば前座にすぎませんでした。賭場のメインは、あくまで手本引きだったのです。
 ゲームの完成度、緊迫感とスピーディさ、どれも他のギャンブルとは比べ物にならぬ面白さ。しかし、そのため“その筋のヒト”ご用達となり、当局の徹底した弾圧を受けることになりました。いつしかゲームの王様は“悪の帝王”のイメージが付き、廃れてしまったのです。何とももったいない話……。本書で、この手本引きの面白さを再現します。

掲載:2003年10月24日

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