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愚問の骨頂

中原英臣/著 、佐川峻/著

748円(税込)

発売日:2005/04/20

書誌情報

読み仮名 グモンノコッチョウ
シリーズ名 新潮新書
発行形態 新書、電子書籍
判型 新潮新書
頁数 190ページ
ISBN 978-4-10-610113-7
C-CODE 0240
整理番号 113
ジャンル 哲学・思想、思想・社会
定価 748円
電子書籍 価格 660円
電子書籍 配信開始日 2011/12/28

「答えが出ない」とお悩みの方へ――。正解は「問い」の中にある。

「答えが出ない」「煮詰まっている」のはあなたの頭が悪いからではない。悪いのは質問のほうである。良い質問のなかにはすでに正解が含まれているし、愚問はいくら考えても無駄なのである。花粉症の真の原因とは何か。なぜニュートンは万有引力を発見できたのか。この世にはびこる愚問を斬り、世界的発見、歴史的発明を生み出した賢問を見つめなおす。あらゆる角度から「問い」の構造を考える。

目次
はじめに
第1章 愚問とは何か
大学入試センター試験の問い
テレビ番組の問い
人生相談
どの株が値上がりしますか
どうすればよい点数が取れるのか
アンケートの愚問
カイワレはO157の原因ではない
第2章 病院の中の愚問
とりあえずお薬を出しておきましょう
運動してもいいですか
この病気を治すにはどうしたらいいのですか
第3章 社会も愚問だらけ
なぜゴミの分別は徹底されないのか
花粉症の解決法とは
医療改革で国民の負担が減らないのはなぜか
狂牛病に対抗するにはどうすべきか
第4章 科学者たちの賢問
ニュートンの問い
エールリッヒの問い
ラヴォアジェの問い
メンデルの問い
ハーヴェイの問い
フレミングの問い
第5章 意外な答えを導いた問い
なぜフランス人に心筋梗塞が少ないのか
日本人の胃がんが減ったのはなぜか
院内感染をなくすにはどうしたらいいのか
寝たきりにならないためにはどうしたらいいか
どうして西洋食が脚気の予防になるのか
人はいくつまで生きられるか
第6章 ヒラメキは賢問から
発明したい
ゼロ戦の攻撃能力
「VT信管」を生んだ問い
環境ホルモンを見つけた問い
あとがき──答えは問いにある

主要な参考文献

蘊蓄倉庫

院内感染は誰のせい?

 病院や行政が色々手を尽くしても「院内感染」はなかなかなくなりません。それは「どうやったら院内感染をなくせるのか」という問いからスタートしているからです。これは実は愚問で、「どうして院内感染は大病院に多発するのか」という問いを考えなくてはいけません。実は一見、小さな病院より設備が整っている大病院には弱点があります。「外部の人たちが土足で立ち入っている」ということです。愚問を排し、正しい問いを設定すると、正しい答えが見えてきます。『愚問の骨頂』を読むと、正しい問いを設定する方法がわかってきます。

掲載:2005年4月25日

著者プロフィール

中原英臣

ナカハラ・ヒデオミ

1945(昭和20)年、東京都生まれ。東京慈恵会医科大卒、医学博士。ニューヨーク科学アカデミー会員。ワシントン大研究員、山梨医科大助教授、山野美容芸術短大教授を経て、新渡戸文化短大学長。『新・進化論が変わる』『愚問の骨頂』(いずれも共著)など著書多数。

佐川峻

サガワ・タカシ

1944(昭和19)年生まれ。早稲田大学理工学部卒。科学評論家。『進化論が変わる』(中原氏との共著)、『物理通になる本』など著書多数。

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