ホーム > 書籍詳細:知床に生きる―大船頭・大瀬初三郎とオホーツクの海―

知床のことはこの海の男に聴け! 世界自然遺産の驚くべき現在――。

知床に生きる―大船頭・大瀬初三郎とオホーツクの海―

立松和平/著

748円(税込)

本の仕様

発売日:2005/11/20

読み仮名 シレトコニイキルオオセンドウオオセハツサブロウトオホーツクノウミ
シリーズ名 新潮新書
発行形態 新書、電子書籍
判型 新潮新書
頁数 190ページ
ISBN 978-4-10-610144-1
C-CODE 0225
整理番号 144
ジャンル 文学・評論、歴史・地理・旅行記、科学、地理・地域研究、科学読み物
定価 748円
電子書籍 価格 660円
電子書籍 配信開始日 2011/12/28

知床のことはこの男に聴け! オホーツクの海に四十余年、大船頭・大瀬初三郎はその目で見たことだけを真直ぐに語る。サケやマスについて、ヒグマやシカについて、木や草について、潮や風について、さらには流氷について……。いずれの言葉も深い。著者は二十年の歳月をかけて繰り返しこの北の地を訪れ、彼の話に耳を傾けてきた。その体験を手がかりに、世界自然遺産に登録された知床の自然を考える。

著者プロフィール

立松和平 タテマツ・ワヘイ

(1947-2010)栃木県生れ。早稲田大学政治経済学部卒。在学中に「自転車」で早稲田文学新人賞。卒業後、種々の職業を経験、故郷に戻って宇都宮市役所に勤務した。1980(昭和55)年「遠雷」で野間文芸新人賞、1993(平成5)年『卵洗い』で坪田譲治文学賞、1997年『毒─風聞・田中正造─』で毎日出版文化賞、2002年歌舞伎座上演「道元の月」台本で大谷竹次郎賞、『道元禅師』で2007年泉鏡花文学賞、2008年親鸞賞を受賞。

目次

海の男――前書きに代えて
第一章 春の番屋
1 大瀬初三郎との出会い
2 流氷が去って
第二章 失われた光景
1 シカをこのままにすれば
2 森を取り戻せ
第三章 夏の番屋
1 マス網の季節
2 なぜ漁獲量は増えたのか
第四章 動物たちの森と海
1 ヒグマとともに
2 王者の姿
第五章 秋の番屋
1 サケの話
2 おいしい海
第六章 大船頭への道
1 津軽から知床へ
2 船頭として
第七章 冬の知床
1 流氷の海
2 スケソウダラ漁の船に乗る
3 自然の恵み
参考文献

蘊蓄倉庫

船頭は「目八分」で判断する

 現代の漁船には最新機器が積み込まれています。例えば、現在位置を知るのもGPSという計器を使えば簡単。しかし、大船頭・大瀬初三郎さんはこう言います。目でたいていのことは判断できる。魚の集まる場所は鳥の動きで、夜の海の潮の流れなら月と星で、そして現在位置も山を見て知ることができるとか。「どんな作業をしておっても、目八分ということはいえるでしょ」。オホーツクの海に40年も生きてきた人ならではの言葉です。
掲載:2005年11月25日

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