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ちょっと田舎で暮してみたら―実践的国内ロングステイのすすめ―

能勢健生/著

748円(税込)

発売日:2010/03/17

書誌情報

読み仮名 チョットイナカデクラシテミタラジッセンテキコクナイロングステイノススメ
シリーズ名 新潮新書
発行形態 新書、電子書籍
判型 新潮新書
頁数 190ページ
ISBN 978-4-10-610356-8
C-CODE 0226
整理番号 356
ジャンル 社会学
定価 748円
電子書籍 価格 660円
電子書籍 配信開始日 2012/07/27

格安、気楽、ときどき感動……。「いいとこどり」の田舎暮らし。

人生の後半戦、何をして過ごそうか。ありきたりな旅行はつまらない。本格的な移住はリスクが高すぎる。それなら国内ロングステイだ! できるだけ費用をかけず、田舎に一ヶ月限定で住んでみよう。あるときは公民館に、あるときは古民家に。ある夜は友としんみり語りあい、ある夜は村人とわいわい酒盛りを。実践したからこそわかるロングステイの醍醐味とコツを全公開。これぞ大人の究極の愉しみなのだ。

目次
はじめに
――なぜ国内ロングステイにこだわってみたか
第1章 沖縄県伊是名島での一ヶ月ステイ
草刈りで知り合ったおばあが家を貸してくれた。
勝手に遊びにくる子供と犬と共に「実験」は快調に始まった。
第2章 岡山県真庭郡新庄村での一ヶ月ステイ
寄宿舎に暮らし、駐在さんと茶のみ友だちに。
ひょんなことからコンサートまで開催することになった。
第3章 東京都小笠原父島での一ヶ月ステイ
憧れの大海原を前にして実は大してすることがない。
昼間はバイク、夜は居酒屋。孤独を楽しむのは難しい。
第4章 山形県大蔵村肘折温泉での一ヶ月ステイ
意外に味気ない湯治場の旅館生活。
朝市のおばちゃんからは不審人物だと思われていた。
第5章 長崎県小値賀島での一ヶ月ステイ
老朽化した住まいに仰天したものの妻の力で快適に。
人情あふれる島人たちの差し入れに舌鼓の日々。
おわりに
――一ヶ月だけでも一度結んだ縁はつながっている

蘊蓄倉庫

田舎で必要なもの

『ちょっと田舎で暮してみたら―実践的国内ロングステイのすすめ―』は、会社を早期退職した著者が、一ヶ月限定の田舎暮らしを5ケ所で実践した記録です。実際にやってみると、意外なものが結構大切だということがわかったそうです。たとえば郵便局のカード。銀行がない地域も珍しくないからです。また、住所録も携行していったほうがいいと言います。一ヶ月もいると、暇を持て余す。そういうときに友人に手紙を書こうとしても、携帯に住所までは入力していないことが多いからです。この他にも、同書には、やってみたからこそわかる国内ロングステイのコツがたくさん詰まっています。
掲載:2010年3月25日

担当編集者のひとこと

田舎に一ヶ月だけ泊まろう

 田舎暮らしに憧れる人は多いでしょう。テレビ東京の『田舎に泊まろう!』という番組が人気を呼んだのも、そのへんの気持ちを上手にすくい上げたからだと思います。
 しかしあれは言うまでもなくテレビの企画だから成り立つ話。有名人でもなければ、後ろにスタッフもいない私が、田舎で「一晩でいいので泊めてください」と交渉をしたら、通報されること確実です。
 じゃあ田舎で暮すには、引っ越すしかないのか。というとそれもまたなかなか敷居が高いことでしょう。住みついてみたら、どうも肌に合わないということだって十分あります。
 そもそも田舎は誰もがオープンで気さくで楽しいところ、というわけではありません。それは『田舎に泊まろう!』を見てもわかります。当たり前のことですが、みんな都会の人と同様の常識や警戒心を持ち合わせています(念のために言っておきますが、私は田舎を馬鹿にしているわけではありません。私自身、地方出身です)。 それではどうすればいいのか。
 とりあえず「国内ロングステイ」から始めてみては? これが本書『ちょっと田舎で暮してみたら』の著者からの提言です。
 会社を早期退職した著者は、「一ヶ月限定」「費用はできるだけ抑える」等の条件で、日本各地でのロングステイを実践してきました。
 この本は、5ケ所の滞在記とそこから得たノウハウをまとめたものです。
 あるときは公民館を宿にし、あるときは村の人たちと酒盛りをし、またあるときは絶景のゴルフ場を堪能し……。
「一ヶ月限定」のロングステイだからこそ味わえる、「いいとこどりの田舎暮らし」の面白さが伝わってきます。もちろん、それで気に入った土地があれば、本格的に移住を考えるのも良いでしょう。
 田舎暮らしに憧れている人、ちょっと普通とは違う旅を味わいたい人に、お薦めの一冊です。

2010/03/25

著者プロフィール

能勢健生

ノセ・タケオ

1946(昭和21)年生まれ。早稲田大学卒業。(株)高島屋にコピーライターとして入社、57歳で早期退職し、その後一ヶ月限定の国内ロングステイを実践する。2005(平成17)年度、NHK銀の雫文芸賞優秀賞受賞。現在は神奈川県藤沢市で妻と二人住まい。

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