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プロ野球解説者の嘘

小野俊哉/著

748円(税込)

発売日:2011/03/17

書誌情報

読み仮名 プロヤキュウカイセツシャノウソ
シリーズ名 新潮新書
発行形態 新書、電子書籍
判型 新潮新書
頁数 191ページ
ISBN 978-4-10-610412-1
C-CODE 0275
整理番号 412
ジャンル スポーツ
定価 748円
電子書籍 価格 660円
電子書籍 配信開始日 2011/09/02

「4番が打てば、そりゃ勝ちますよ!」「6回を終わって1点差。試合はまだわかりません」「まあ、打てない日は負けてもともとでしょう」俗説に騙されるな! データ分析から見えてくるプロ野球の意外な真実。

二〇〇八年の横浜は首位打者と本塁打王を擁しながらなぜ最下位だったのか。イチローが活躍しているのにマリナーズはなぜ弱いのか。「史上最強打線」を誇った二〇〇四年の巨人はなぜ3位だったのか……。解説者の思い付きコメントを信じてはいけない。プロ野球には独自のロジックがあり、「4番が打てば勝ちますよ!」のような単純化は事実と違うからだ。データ分析から読み解く「目からウロコ」のプロ野球の真実。

目次
まえがき
第一章 首位打者と本塁打王がいた横浜が、なぜ最下位だったのか
史上初の珍事/それでも打線は弱かった/問題は1、2番の低すぎる出塁率/「4番が打てば勝てる」はウソ/V9巨人でも1、2番が活躍/巨人「史上最強打線」失敗の理由
第二章 野村克也の説「野球は投手が7割」は真実か
「勝利の法則」はあるのか/仰木彬の「打ち込む野球」/捕手出身ゆえの投手重視?/2009年、楽天2位躍進の理由/意外! 原巨人の強さの理由も投手力/強いチームは僅差で勝てる/王、川上、長嶋の野球スタイル/野村野球は「弱者の戦略」なのか
第三章 王貞治「868本塁打」を科学する
「黒いベーブ・ルース」/レギュラーシーズンで800本以上は王だけ/三振しない打者/圧倒的な四球の多さ/テッド・ウィリアムズとの共通性/他のホームランバッターとの比較/王、長嶋、清原を比較する/「野球をやり尽くした」野村と張本/野村は「世界最強の捕手」だった
第四章 イチローが活躍しているのにマリナーズはなぜ弱いのか
メジャー唯一の記録の持ち主/それでも勝てない/際立つ下位打線の弱さ/優勝をあまり経験できなかった大スターたち/個人タイトルとチーム成績の相関関係
第五章 4割バッターは誕生するか
最も可能性のある打者/必要な安打と打数/前近代メジャーの4割打者たち/打数%と(四死球/安打)%という指標/テッド・ウィリアムズは何が違ったのか/故障の多さが幸いし……/4打数以上の試合で爆発/「3番青木」なら打率4割も/クロマティ、バース、イチロー/ソフトバンク・内川のすごさ/テッド以降のメジャーリーグ/可能性があったボンズと王
第六章 ヤクルトの外国人選手はなぜ活躍するのか
外国人選手が活躍するヤクルト、ダメな阪神/外国人に主砲を求めたパ・リーグ/絶大だった「ホーナー効果」/優良外国人選手が多い日本ハム/ひどい阪神、もっとひどいダイエー/ポイントは「右投手を打てる選手」/打者はパ・リーグ、投手はセ・リーグ/選手獲得戦略が優れた中日/「メジャーに行けない投手」を囲い込む/先発投手の成功条件
第七章 阪神JFKは「正しかった」のか
勝利の方程式/両リーグ最多勝、最高勝率/「6回に投げた投手」が優秀だった/僅差の試合で絶大な効果/投資効率がいい中日/プロ野球人気には多大な貢献
第八章 犠打と強打はどちらが点に結びつくのか
『マネー・ボール』が火をつけた犠打悪者論/本当に無駄なのか/5%の差/犠打を多用する巨人、犠打で得点できない阪神/メジャーでも示される高い有効性

著者プロフィール

小野俊哉

オノ・トシヤ

1961(昭和36)年岡山県生まれ。早稲田大学理工学部卒業。大学時代にインドをサイクリング走破。味の素、住友金属工業での勤務を経て、2003年にスポーツアクセス社を設立。日米プロ野球の歴史・記録に詳しい。著書に『プロ野球解説者の噓』など。

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