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覇者か? 敗者か? 気鋭のストラテジストがデータから世界経済を読み解く。

中国のジレンマ 日米のリスク

市川眞一/著

778円(税込)

本の仕様

発売日:2011/08/16

読み仮名 チュウゴクノジレンマニチベイノリスク
シリーズ名 新潮新書
発行形態 新書、電子書籍
判型 新潮新書
頁数 222ページ
ISBN 978-4-10-610432-9
C-CODE 0233
整理番号 432
定価 778円
電子書籍 価格 648円
電子書籍 配信開始日 2012/02/24

中国の成長がいつまで続くかを読み解く鍵は70年代の日本にある。環境破壊、格差拡大、資源不足……急激な経済成長が生み出した歪みは、その国に確実に影を落とすからだ。成長ゆえの破綻――彼らはこのジレンマを解消することはできるのか。その趨勢で日米はいかなるリスクを抱え、それをどう乗り切るのか。反中でも媚中でもないスタンスから、データに基づいて冷静に日米中・GDPトップ3の近未来を大胆に予測する。

著者プロフィール

市川眞一 イチカワ・シンイチ

1963(昭和38)年東京都生まれ。クレディ・スイス証券チーフ・マーケット・ストラテジスト。明治大学卒業後、和光証券、クレディ・リヨネ証券を経て2000年に現在の会社へ。小泉内閣下の構造改革特区評価委員、民主党政権における仕分け人など多数の公職を歴任。

目次

はじめに
第1章 なぜ中国は金融危機に強かったのか
世界第2位という経済規模の意味/一党独裁だからこその政策/「強さ」を支える三つの土台/中国経済に「バブル」は発生していない/80年代の日本との違い/金融危機が起きる民主主義的メカニズム/中国で金融危機の可能性が低い理由
第2章 中国が陥りかけているジレンマ
なぜ、日本の食卓からバターが消えたのか/60年代の日本の水準と並んで起こること/巨大な人口、巨大な労働力、巨大な市場が求める資源/原油価格再上昇の背景/新興国はまだまだ石油を必要としている/問題は人口だけではない/自らの成長が、自らの未来を制限する
第3章 70年代の日本が暗示する未来
ストライキが頻発する時代背景/二度あったニクソン・ショック/日本列島改造論とインフレ圧力/オイル・ショックと狂乱物価/高度経済成長と背中合わせの公害問題/豊かさ故に政治は不安定化する/80年代の飛躍を準備した10年
第4章 アメリカが中国経済を左右する
米国経済の際立つ存在感/なぜみんなドルで支払うのか/基軸通貨を維持するための努力/敵を知り己を知る/大統領の再選と中間選挙の不思議な関係/成功した大統領の「置き土産」
第5章 資源インフレの淵に立つ世界経済
近未来について大胆な予測/米大統領選挙は既に始まっている/好景気を演出することの副作用とリスク/オバマ政権の覚悟/そして資源インフレへ/「ジャスミン革命」を起こしたのは誰か
第6章 5年後の中国、日本の行く道
結果が大きく異なる二つの道/シナリオ1 「覇権国化」への道/シナリオ2 「分裂化」への道/社会主義市場経済の矛盾/日本が実行すべき資源・エネルギー戦略/迫られる日本の覚悟
おわりに
参考文献

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