ホーム > 書籍詳細:すごいインド―なぜグローバル人材が輩出するのか―

・マイクロソフトCEO・ハーバード(ビジネススクール)学長・ドイツ銀行共同CEO……躍進する「人材大国」の秘密を徹底解明。

すごいインド―なぜグローバル人材が輩出するのか―

サンジーヴ・スィンハ/著

778円(税込)

本の仕様

発売日:2014/09/13

読み仮名 スゴイインドナゼグローバルジンザイガハイシュツスルノカ
シリーズ名 新潮新書
発行形態 新書、電子書籍
判型 新潮新書
頁数 200ページ
ISBN 978-4-10-610585-2
C-CODE 0225
整理番号 585
定価 778円
電子書籍 価格 648円
電子書籍 配信開始日 2015/03/20

マイクロソフトCEO、ハーバードビジネススクール学長、ドイツ銀行共同CEOなど、世界的組織のトップにインド出身者が座るのはいまや珍しいことではない。世界屈指の「グローバル人材大国」は、どうして誕生したのか。「インド流」は何が優れているのか。同国最高のエリート大学IITを卒業し、日本での起業を選んだ天才コンサルタントが、いま最も注目されるこの国の「すごさ」を徹底解説。

著者プロフィール

サンジーヴ・スィンハ Sanjeev Sinha

1973(昭和48)年インド・ラジャスターン州生まれ。IIT(インド工科大学)カンプール校で物理学修士課程を修了。人工知能の研究開発のために1996年に来日。証券会社数社での勤務の後、2008年にSun and Sands Groupを設立し、同社代表取締役社長に就任。

目次

はじめに
第1章 グローバル人材は多様性から生まれる
マイクロソフト新CEOはインド人/「シリコンバレーの父」カンワル・レキ/在外インド人は「インド」にこだわらない/世界に3000万人の印僑ネットワーク/国内で使われる言語は約800/大手企業では英語が公用語/英語が得意なのは「貧しいから」/「白いインド人」から「黒いインド人」まで/ヒンドゥー教とイスラム教の対立/モディ首相は「原理主義者」ではない/「カースト」の今/「古いインド」と「新しいインド」
第2章 理系人材はこうして作られる
電気も水道もなかった少年時代/インド人に「7月1日生まれ」が多い理由/初等教育の普及は「静かな革命」/インド人は本当に「九九」が得意なのか/スポーツがうまくても尊敬されない/憧れの存在がニュートンとアインシュタインだった理由/「ジュガール」が育む個人としての強さ/最難関大学の入試/「インドの東大法学部」IIT/勉強漬けの学生生活/「受験エリート」の悲劇/大量のIIT合格者を出す「企業城下町」/同級生の半分以上はアメリカに進学/超名門家庭の子弟が通う「ドゥーン校」/「英語格差」で人生が分かれる/日本の協力で作られたIITハイデラバード校/「個人主義」の問題
第3章 インドはなぜ「IT大国」になったのか
牛と高級車が並走するムンバイ/「計画経済」の実情/経済自由化と初等教育の普及/「2000年問題」が果たした役割/「モノ」が動く中国、「情報」が動くインド/IT産業が与えたプライド/ITが変えた「汚職天国」/「古いインド」を牛耳る財閥/意思決定は「トップの一存」で/インドで最も有名な日本企業「スズキ」成功の秘訣/「公文」と「ココイチ」の秘める可能性/いまだに3人に1人が電気のない生活
第4章 インドを動かす人々
インドきっての大富豪ムケシュ・アンバニ/金持ちぶりは「見せつけてナンボ」/インドの富豪の3タイプ/特権層が集う「プライベートクラブ」/金融業界には女性トップがゴロゴロ/「中間層」の生活実態/インド人も見た目が9割/「引きこもり」が成り立たない国/モディ首相は「ベストCEO」/モディ氏と日本の関係/注目の政治家アルビンド・ケジリワル/最大の問題は「貧困」と「汚職」
第5章 日本とインドは正反対だからこそ助け合える
「カレー」から「数学」、そして「証券マン」へ/なぜ西葛西にインド人コミュニティができたのか/日本企業で学んだ「根回し」の術/サラリーマンのままで国際会議を主催/IITブランドでインドを売り込む/留学生はどうすれば増えるのか/ソフトバンクが200億円投資したベンチャー企業/インドで存在感を増す「中国」/日本人にとって「面倒くさい」国民性/「日本村」と「社内ベンチャー」のすすめ/日本人が理解すべき5つのポイント
おわりに

担当編集者のひとこと

すごいインド人が書いた本

 2014年2月、マイクロソフトの新CEOに47歳のインド出身のアメリカ人、サトヤ・ナデラ氏が就任しました。ナデラ氏に限らず、近年、グローバルな組織のトップにインド出身者が就任する例が急増しています。ハーバードビジネススクール学長のニティン・ノーリア氏、ドイツ銀行共同CEOのアンシュ・ジェイン氏、アドビシステムズCEOのシャンタヌ・ナラヤン氏など、枚挙に暇がないほどです。また、世界ナンバーワンの鉄鋼メーカーにのし上がったアルセロール・ミッタルを率いるラクシュミ・ミッタル氏や、バイオテクノロジー企業「バイオコン」を率いる女性経営者、キラン・マズムダール・ショー氏のように、インドを拠点に世界的影響力を獲得した人たちも数多くいます。
 インドはなぜ、かくも多くの人材を供給する国となったのか。なぜ「IT大国」「理系人材大国」と見なされるようになったのか。本書では、その理由をインド人コンサルタントが解き明かしています。
 著者のサンジーヴ・スィンハ氏は、子供の頃は電気も水道もない家に暮らしていましたが、それが珍しくもないという貧しい地域だったインド北西部のラジャスターン州に、1973年に生まれました。ほとんど独学でインド最高の名門IIT(インド工科大学)に入学し、卒業後はインドの財閥系企業に就職。96年に人工知能の開発を手がける日本のベンチャー企業に転職し、以後18年は日本を拠点に活動を続けています。ドレスナー・クラインオートベンソン、ゴールドマンサックス、みずほ証券、UBSなどでの勤務を経て、2008年にコンサルタント会社「Sun and Sands Group」を創設。以来、日印を結ぶさまざまな活動を手がけています。
 日印双方で分厚い人脈を築き、自身もインドの最高学府を出ているスィンハ氏は、近年のインド躍進の秘密を解き明かすのに最適の人物です。インドについて知りたい、と思ったら、まずは本書をご一読ください。

2014/09/25

蘊蓄倉庫

インド人には「7月1日生まれ」が多い

 インドの田舎には、「7月1日生まれ」という人がやたらと多いそうです。なぜか。それは、インドの学校の新年度が7月1日に始まるからです。出生届を出す習慣がなく戸籍も整備されていないインドでは、生年月日の分からない人がたくさんいます。そうした人たちは、小学校入学に際し、6年前の7月1日に生まれたことにして学校に届けを出すわけです。
掲載:2014年9月25日

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