ホーム > 書籍詳細:将軍と側近―室鳩巣の手紙を読む―

権力は、誰のものか。一人の儒学者の目を通すことで、江戸の政治が生き生きとよみがえる。

将軍と側近―室鳩巣の手紙を読む―

福留真紀/著

842円(税込)

本の仕様

発売日:2014/12/17

読み仮名 ショウグントソッキンムロキュウソウノテガミヲヨム
シリーズ名 新潮新書
発行形態 新書、電子書籍
判型 新潮新書
頁数 250ページ
ISBN 978-4-10-610598-2
C-CODE 0221
整理番号 598
ジャンル 日本史
定価 842円
電子書籍 価格 648円
電子書籍 配信開始日 2015/06/19

時に将軍の振る舞いに戸惑い、時に老中のバカさ加減に憤る――。家宣・家継・吉宗ら徳川将軍三代に仕えた儒学者、室鳩巣。彼が残した手紙には、政権や社会への批判、皮肉、嘆き、賞賛、喜びが、素直に記されている。最高権力者である将軍と、取り立てられた側近、実務を支える官僚たちが織りなす世界は余りにも人間臭い。いつの世も変わらぬ生身の人間と政治の有り様を、新進の歴史学者が生き生きと描き出す。

著者プロフィール

福留真紀 フクトメ・マキ

1973(昭和48)年東京都生まれ。東京女子大学文理学部卒業。お茶の水女子大学大学院博士後期課程修了。博士(人文科学)。日本学術振興会特別研究員、長崎大学准教授などを経て、東京工業大学准教授。著書に『徳川将軍側近の研究』『名門譜代大名・酒井忠挙の奮闘』。

目次

プロローグ――徳川政治への招待
将軍とその側近
青地兼山・麗澤兄弟と「兼山秘策」
室鳩巣という人
鳩巣の眼から
第一部 徳川家宣・家継の巻
第一章 理想論者・徳川家宣
いそがしい新井白石
家宣の政治姿勢
家宣の死
増上寺をめぐって
第二章 幼少将軍徳川家継
幼少将軍への心配
幼少将軍の様子
第三章 儒者たちの闘い――新井白石と林信篤
年号「正徳」をめぐって
家継の服喪をめぐって
白石の戸惑い
白石・鳩巣の林信篤評
第四章 老中と間部詮房
「不学」な? 老中たち
老中の顔ぶれ
「極老」土屋政直
「明君」土屋政直
権力拡大をもくろんだ土屋政直
「昼の星」秋元喬知
老中と間部詮房
間部の苦悩
第二部 徳川吉宗の巻
第一章 「八代将軍吉宗」の誕生
家継の死
八代将軍吉宗誕生の真相
下の者へのまなざし
「大気者」吉宗
質実剛健
去る者、来る者
第二章 前代からの老中と吉宗側近
戸惑う老中
老中への牽制
老中の抵抗
久世重之と他の老中たち
久世重之と吉宗側近
第三章 吉宗が信頼した家臣・吉宗が疎んだ家臣
人材なくして「安民」なし
解任された若年寄――森川俊胤
任命された若年寄――石川総茂
吉宗のブレーン――室鳩巣
第四章 吉宗の目指した幕府財政建て直し
吉宗、参勤交代制度改革を提案する
青地麗澤、参勤交代制度を大いに語る
鳩巣と吉宗の参勤交代制度改革案
吉宗の申し渡しの文言をめぐって
上米の制と水戸藩主徳川宗尭
麗澤、鳩巣に吉宗政治の評価を問う
あとがき/主要参考文献一覧/年表

つなぐ本×本 つながる読書<広がる世界

室鳩巣の「兼山秘策」は『風聞き草墓標』の事件の発端となる手紙。

●「兼山秘策」とは室鳩巣が門人にあてた手紙を死後全8冊に編纂した。
●幕府の内情が語られる。

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