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日本は「無条件降伏」していない。南京事件は「中国」のプロパガンダ。真珠湾攻撃は「騙し討ち」ではない。第一次資料で明かす現代史の真実。

歴史問題の正解

有馬哲夫/著

836円(税込)

本の仕様

発売日:2016/08/11

読み仮名 レキシモンダイノセイカイ
シリーズ名 新潮新書
発行形態 新書、電子書籍
判型 新潮新書
頁数 238ページ
ISBN 978-4-10-610682-8
C-CODE 0221
整理番号 682
定価 836円
電子書籍 価格 836円
電子書籍 配信開始日 2016/08/26

「日本は無条件降伏をしていない」「真珠湾攻撃は騙し討ちではない」「ヤルタ会議は戦後秩序を作らなかった」――国内外の公文書館で筆者が掘り起こした第一次資料から次々と明らかにされる意外な真実。それこそが日本人が知らされてこなかった歴史問題の「正解」なのである。自虐にも自賛にも陥らず、中国、韓国、ロシアのプロパガンダや、アメリカの洗脳教育を排し、冷静に歴史を見つめ直す。日本国民必読の書。

著者プロフィール

有馬哲夫 アリマ・テツオ

1953(昭和28)年生まれ。早稲田大学社会科学総合学術院教授(公文書研究)。早稲田大学第一文学部卒業。東北大学大学院文学研究科博士課程単位取得。2016年オックスフォード大学客員教授。著書に『原発・正力・CIA』『歴史問題の正解』など。

目次

まえがき
第1章 「南京事件」はプロパガンダから生まれた
世界記憶遺産登録は中国にとっての試練/日本人は占領軍によって「知らされた」/なぜ三〇万人になったのか/歴史資料は三〇万人説を裏付けられるか/本当の問題はどこにあるのか/責任は誰にあるのか/プロパガンダと歴史的事実を峻別すべし
第2章 真珠湾攻撃は騙し討ちではなかった
トムゼン報告書が騙し討ち説を覆した/日本人に最初の一発を打たせよ/アメリカは参戦したかった/真珠湾は想定外だった
第3章 ヤルタ会議は戦後秩序を作らなかった
ヤルタ、ポツダム会議はただの言い合いだった/ヤルタ会議はルーズヴェルトの選挙対策だった/自国のものでもないのに勝手にソ連に与える/会議文書の管理はきわめて杜撰だった
第4章 北方領土はこうして失われた
極東密約はポツダムではなくモスクワで話し合われた/国務省は北方四島を日本に残すよう勧告/千島引き渡しははっきりと議論されていない/北方四島を引き渡しに含めたのはソ連のスパイ/アメリカ議会は極東密約を破棄した
第5章 ポツダム宣言に「日本の戦争は間違い」という文言は存在しない
志位委員長、天に唾する/グルーはルーズヴェルトの方針に反対した/グルーはどう戦ったか/皇室維持条項がポツダム宣言の肝だった/原爆実験成功が皇室維持条項を削除させた
第6章 日本は無条件降伏していない
無条件降伏は政治的スタンド・プレーだった/だれも無条件降伏の意味を理解していなかった/日本側は敗戦によっても権利が奪われないと理解した/天皇は國體護持が認められたと理解した
第7章 原爆投下は必要なかった
対日感情で原爆投下の是非が変わっていいのか/アメリカ政府見解は誤りだ/スティムソン対グルー/原爆投下派が「歴史」を作った/グルーとドゥーマンの反駁/ドゥーマンは戦い続けた/忘れてはならないスティムソンの功績
第8章 天皇のインテリジェンスが國體を守った
戦争を終わらせたものは何か/國體とは何か/天皇は敵性放送を聞いていた/スイスからもインテリジェンスがきていた/ポツダム宣言の受け止め方/スイス公使はポツダム宣言受諾を説き続けた/インテリジェンスが終戦をもたらした
第9章 現代中国の歴史は侵略の歴史である
中国はポツダム宣言と無関係/中国は何をしてきたか/中国とソ連のアジア分割密約/中国のチベット侵略/朝鮮戦争と同時にインドシナ浸透作戦/ミャンマーへも侵攻/朝鮮戦争参戦によって勢力圏
第10章 日韓国交正常化の立役者は児玉誉士夫だった
児玉とは何者か/児玉を国賓に/児玉は朝鮮半島とどう関わっていたか/韓国はこうして反日国家になった/アメリカは李が邪魔になった/児玉は朴政権の恩人になった/児玉が日韓国交正常化をリードした/児玉はどうCIAと関わっていたのか/それでも問題は残った
第11章 尖閣諸島は間違いなく日本の領土である
尖閣諸島問題の起源/台湾の歴史無視の主張/台湾の主張のどこがおかしいか/アメリカは調査の結果、尖閣を日本に帰属させた/台湾側の反発/尖閣諸島を守るのはアメリカではなく日本
あとがき
註釈
初出について

担当編集者のひとこと

自虐にも自賛にも陥らない日本史

「歴史修正主義者」という言葉があります。日本では多くの場合、先の戦争に関する歴史認識を巡って使われることが多いようで、大抵は「あの戦争を肯定するトンデモない奴」という意味合いがあります。
 本書『歴史問題の正解』の目次を見て、そのように思う方もいらっしゃるかもしれません。「『南京事件』はプロパガンダから生まれた」「真珠湾攻撃は騙し討ちではなかった」「日本は無条件降伏していない」等々。
 たしかに、日本の歴史、戦争について何でもかんでも美化して肯定するのは問題があるように思います。が、一方で何でもかんでも否定するのもまた問題です。
 本書は、公文書研究の第一人者である著者が、国内外の公文書館等で発掘した第一次資料をもとに、さまざまな歴史問題の事実を明らかにした一冊です。著者のスタンスは明確で、特定のスタンスや思想に基づくのではなく、あくまでも第一次資料からわかる「事実」を淡々と述べていこう、というものです。
 自虐にも自賛にも陥らずに冷静に歴史を検証した成果が、本書には詰まっています。
 巻末には論拠となる出典がすべて明示されていますから、もしも反論なさりたい方は、それらを参照なさって、議論をなさるのが良いのではないかと思います。
 よく考えれば「修正」というのはそもそも間違いを正す、ということで、悪いことではありません。その意味で、本書は正しい「歴史修正」の書だと言えます。

2016/08/25

蘊蓄倉庫

日本は「無条件降伏」をしていなかった

 先の戦争で、日本は無条件降伏をして敗戦を受け容れた、ということについては、右派、左派問わずに疑わない人が殆どです。しかし、実際には無条件降伏ではなかった、という驚きの事実を『歴史問題の正解』(有馬哲夫・著)では明らかにしています。そもそも国際法上、「無条件降伏」などというものは当時(も今も)認められていません。そんなことを許したら、占領国が敗戦国で何をしてもいいことになってしまうからです。ではなぜ私たちは「無条件降伏」だと信じるようになったのでしょうか。同書では第一次資料をもとにその謎も解き明かしています。


掲載:2016年8月25日

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