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黙ってられるか

川淵三郎/著

814円(税込)

発売日:2018/08/09

  • 新書
  • 電子書籍あり

組織論、指導者論、W杯の戦い……。
忖度、タブー一切なし!
渡邉恒雄氏との初対談も特別収録!

「Jリーグ」を誕生させ、日本をサッカーW杯常連国にまで押し上げた。“チェアマン”“キャプテン”として、時には“独裁者”と呼ばれながらも、 改革を推し進めてきた。80歳を超えてなお多くのスポーツ関係者から相談を受け、建て直しを乞われる著者が指導者論、組織論、メディア論、そして日本サッカーヘの本音を隠すことなく語り尽くす。かつて「犬猿の仲」とされた渡邉恒雄・読売新聞グループ主筆との特別対談も収録。

目次
まえがき
人材は、なかなかいない
発想の転換/目標を独断で設定する/理念を掲げる/ボランティアではダメだ/人材は多くない/上に立つ難しさ/身の丈に合わせた仕事をやらせる
自分の価値を見極める
サッカーより、仕事/生意気な新人時代/自信は自然についてくる/初めての挫折/お金がないのはつらいこと/左遷から始まったヴィジョン/ヴィジョンを持ち、よく働く
マスコミの価値を知る
「独裁者」と呼ばれて/バッシングの功罪/書かれるうちが花/解説者への提言
何もしないセルフプロデュース術
笑顔はつくらない/健康維持は5分の運動/ヨーグルトとお茶/酒のつきあいはしない
指導者でチームは変わる
無茶も時には必要だ/なぜ外国人監督なのか/代表監督に必要なもの/日本代表監督という職業/監督選びは結婚と同じ/トルシエの首/選手は公平に扱う/ハリルホジッチの問題点/日大アメフト部の問題点/代表監督の更迭/監督更迭のタイミング/世論は気にしない/一番の監督
サッカー界の人材
理想のキャプテン像/本田はサッカー界の期待の星だ/サッカー人気復活の兆し/Jリーグの使命/サッカー界の人材
日本におけるスポーツ
totoがスポーツを救う/政治とスポーツ/東京オリンピックの緊急課題/オリンピックをシンプルに/「アリーナ文化」をつくる/新スポーツの提案
引き際の美学
新しい大仕事/ホッケー協会の改革/いびつなバレーボール協会/紆余曲折のハンドボール/いやなことも言う/「スポーツ好き」の宿命/卓球のプロ化を進めよ/何よりも大切なデータ/アメフトから学ぶべきこと
特別対談 渡邉恒雄vs.川淵三郎
――一度きちんと話してみたかった
あとがき

書誌情報

読み仮名 ダマッテラレルカ
シリーズ名 新潮新書
装幀 新潮社装幀室/デザイン
発行形態 新書、電子書籍
判型 新潮新書
頁数 208ページ
ISBN 978-4-10-610776-4
C-CODE 0275
整理番号 776
ジャンル スポーツ・アウトドア
定価 814円
電子書籍 価格 814円
電子書籍 配信開始日 2018/08/24

著者プロフィール

川淵三郎

カワブチ・サブロウ

1936(昭和11)年大阪府生まれ。早稲田大学在学時にサッカー日本代表に選出。1964年東京五輪に出場。日本代表監督などを経て、1991年Jリーグ初代チェアマン、2002年日本サッカー協会会長に就任。2018年8月現在は同協会相談役、日本トップリーグ連携機構会長など。

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