心房細動のすべて―脳梗塞、認知症、心不全を招かないための12章―
836円(税込)
発売日:2018/12/15
- 新書
- 電子書籍あり
「動悸」「息切れ」「めまい」そして怖い「無症状」!? 専門家が教える、その発見法、最新の治療法、予防法まで。
国内患者数は約170万人。不整脈の王様と呼ばれる「心房細動」は、脳梗塞、認知症、心不全の原因にもなる。特に脳梗塞を合併すると深刻で、田中角栄、長嶋茂雄等、罹患した著名人も多い、どんな人がなりやすいのか、主にどのような症状があるのか、合併症のリスクや、その防ぎ方、心臓によい食事とは? など、患者や家族が知っておくべき基礎知識、最新治療法、予防のための生活習慣までを専門家が丁寧に解説する。
第1章 不整脈の王様! 心房細動の正体を探る
書誌情報
読み仮名 | シンボウサイドウノスベテノウコウソクニンチショウシンフゼンヲマネカナイタメノジュウニショウ |
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シリーズ名 | 新潮新書 |
装幀 | 新潮社装幀室/デザイン |
発行形態 | 新書、電子書籍 |
判型 | 新潮新書 |
頁数 | 224ページ |
ISBN | 978-4-10-610795-5 |
C-CODE | 0247 |
整理番号 | 795 |
ジャンル | 家庭医学・健康、家庭医学・健康 |
定価 | 836円 |
電子書籍 価格 | 836円 |
電子書籍 配信開始日 | 2018/12/21 |
蘊蓄倉庫
心臓に良い食事ってあるの?
心房細動は生活習慣病の一種と言われ、太りすぎ、飲酒、喫煙などは大きなリスクとなります。ですので、食生活には気をつけたいところ。最新の研究では「地中海料理」が心臓病に最も良いそうで、オリーブ油、ナッツ、魚を多く使うことがその理由だとか。加えて動物実験段階ではあるものの「ポリアミン」が最も心臓病の予防にきくことも判っているそうです。この「ポリアミン」がどんな食材に多く含まれているのか――詳しくは本書をご覧下さい。
掲載:2018年12月25日
担当編集者のひとこと
「不整脈の王様」は、諸悪の根源?
潜在的な患者を含めると170万人はいると言われている、心房細動。「不整脈の王様」とも呼ばれるこの病気が恐ろしいのは脳梗塞、認知症、心不全を招きやすく、しかもそれが重篤化しやすいこと。そして無症状の「隠れ」患者が多いことです。気付いた時にはもう手遅れとならないよう、専門家である著者がその見つけ方、最新の治療法から、心臓に良い食事までを丁寧に解説しています。
2018/12/25
著者プロフィール
古川哲史
フルカワ・テツシ
1957(昭和32)年、東京都生まれ。医学博士。1989年東京医科歯科大学大学院医学研究科博士課程修了。同大学副学長。著書に『血圧と心臓が気になる人のための本』『心房細動のすべて――脳梗塞、認知症、心不全を招かないための12章』『心臓によい運動、悪い運動』等。